Apple Watchは昔欲しかったものだということを使って理解した

二〇一七年一月一九日

佐々木正悟
2 min readJan 19, 2017

CMって難しい。

Apple Watchについての公式サイト他、もたらされてきたあらゆる情報から、当然分かっていいはずのことが、なぜかぜんぜんわからなかった。

Apple Watchは、アメリカ留学時代の自分が欲しくて欲しくて、無謀にも「自作してみた」ことすらあったものの進化形であった。

自作は結局失敗したものの、かつて自作を試みたくらいなのだから、売ってれば少しくらい高くてもすぐ買ったはずなのだ。

こういうことを書いてみると、これはあたかも「Appleのマーケティングの失敗例」みたいにも読めてしまいそうだが、じゃあどうすればよかったかは私にすらわからないからきっと誰にもわからない。

私が自作しようとムリをしたのは「置き時計」だった。似たようなものが以前「週刊アスキー」だったかで紹介されていて、思わず買いそうになったくらいだ。

新着メールとか、新着RSSとか、今日の天気だとか、Googleカレンダー上の予定だとかを「一望できる置き時計」なのだ。ヤフートゥデイみたいなものが流行った時期に、私は「それがいっそ時計に表示されればいいのに」と思ったような代物だった。

それがいま、腕時計にある。

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