IPOと本を出すこと

佐々木正悟
Feb 23, 2017 · 2 min read

このようなニュースが一部話題になっておりますが、私はこの株がどうなのかは全然わかりません。ただ、未公開株の上場というのは、なんだか書籍の刊行と似たところがあるな、と思った次第です。

似たところがあるというのは印象であって、実際にはどうだかわかりませんが、私が似たところがあると感じたのは

・どちらもギャンブル性がある

・どちらも中身こそが大事だが、中身ですべては決まらない

・どちらも話題性が大事だと思うが、話題性がすべてではない

・事前にいろんなことをいろんな人が言うが、ふたを開けてみないとわからないところはある

・しかし行き当たりばったりでやるべきことがらではない

・やればいい(新刊を出せばいい、上場すればいい、IPOを買えばいい)というものではない

両者はなんといってもギャンブル性はあるとして、ギャンブルそのものとは性質が違うと思うのです。いい本とそうでもない本というのは、読者に多分に左右されますが、やはりないとはいえません。

おそらくいいIPOとそうでないものは、あるでしょう。

ルーレットの「黒」と「赤」に質的な違いはなにもありません。いいも悪いもないものです。かけた方に当たればそれでいいのです。

本や株では、そうは言えないでしょう。しかし、「結果としては当たった方が、当たらなかったよりも喜ばしい」ということは確実なので、いい本を出すこと、いい株を買うことが、結果をともなわなくても100%正しい、ともまた、言えないと思うのです。

    佐々木正悟

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