子供は大事という大前提

今や子供は貴重だ。出生率が低下しており、大切に育てなければならないのは日本のみならず、先進国の基本政策となっている。少子高齢化は日本が世界をリードする数少ない分野だ。

それだけに教育環境の整備も大切だ。教育内容のソフトウェア、園庭や校舎などハードウェアを念入りに吟味、設計する。安全で、個性豊かで活発な次世代を作るためだ。

ところが作り込めば作り込むほどに、子供の生存本能を弱らせ、箱庭でプログラミングしたかのようなボットみたいになってしまうのはなんの因果か。

本来イノベーションは旧来の大人が発想し得なかったものを生み出す能力なのだから、よく設計された中には生まれにくい。

自然が大事、とよくいうが、都市に住む我々の目に触れるものはほとんど全て、人の手が入ったものだ。そしてよく管理されている。

管理されていない場所は危険がいっぱいだ。神隠しにあい、子供が亡くなるのも当然。それだけに七五三があり、無事の成長を祝う。

だから昔は多産になり、言い方は悪いが歩留まりを上げようとしたのだろう。勿論子供は大事だが、死ぬのもやむなし、ならば沢山作っておこうという理屈だ。

管理されていない場所が本来の自然であり、生存本能を研ぎ澄まし、イノベーションを発想できるのではないかと自問自答する毎日。

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