まちに出よう!もじを探そう!「のらもじ」の本、発売中!
のらもじを楽しむためのガイドブック!
古い商店街、街の裏路地…あなたの街にもきっと、ひっそりと佇む看板の文字、のらもじを見つけられるでしょう。この本ではそんな味のあるのらもじのさまざまな楽しみ方を紹介しています。さぁ、この本を持って街にでかけましょう!
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どんな本なの?
「のらもじ?なにそれ?」という方でも「はぁ〜まちを歩くとそんなおもしろいものがあるんだ…!」と思って頂けるよう、のらもじの楽しみ方をできるだけわかりやすく丁寧にご紹介する本です。
1. のらもじを探そう!
のらもじは、ビルの建ち並ぶ都会でも、自然の多いのどかな田舎町でも、日本のあちこちで見つけることができます。いつも通る道からちょっと脇に入った路地だったり、商店街のはずれだったり、住宅街にぽつんとある商店だったり、意識して歩いてみると、素晴らしい発見があるかもしれないのです。
2. のらもじを観察しよう!
のらもじを見つけたら、立ち止まって、よく観察してみてください。さらっと見ただけでは気づかなかった文字の特徴や、文字を形作っているルールが見えてきます。
3. のらもじフォントを作ってみよう!
のらもじを実際になぞって描いてみることで、より詳しく特徴をつかみ、つかんだ特徴を元に五十音を作ってみます。実用的なフォントになるかどうかは分かりませんが、文字をデザインした人がどんなことを考えて文字を作ったかを考えるきっかけになります。
4. のらもじを使ってみよう!
のらもじフォントをデザインに利用することで、レトロな雰囲気や、可愛らしさ、味わいをプラスすることができます。
いかがでしたか?この一冊さえあれば、明日から近所を歩くのが楽しくなるかも!
のらもじ発見プロジェクトって?
町のあちこちにひっそりと佇む看板の手書き文字は、データとしてきれいに整えられたフォントにはない魅力を持っています。不思議な愛らしさや人間味を湛えたそれら「のらもじ」の、風雨に晒され経年変化し素材と馴染んだ様子に、デザイン的な魅力や、古道具的、民藝的な魅力を積極的に見出だし、それを愛でる。それがプロジェクトの出発点です。発見し、鑑賞し、形状を分析し、フォント化する。誰もが使えるフォントデータとして配布し使ってもらうことで、その魅力を知ってもらう。言わば、タイポグラフィにおける民藝運動です。