昔、ずいぶんと「ストレス社会」という言い方を聞いた気がする。最近は耳にしない。ストレスがなくなったわけはない。倍増している。
それなのに言葉が消えたのは、財界の偉い人が聞いて、泡を吹いてぶっ倒れるくらい怒ったんだとおもう。なに甘っちょろいこと言ってんだ、と。
それで「競争」「自己責任」という現在の日本を特徴づけるキーワードが頻出してきた。これに乗ったマスコミも愚かだけど、受け入れているわれわれも愚かだ。
その先がグローバル経済社会であり、TPPであり、ブラック企業である。ストレスの匂いがするものばかり。
こういうものから縁を切るために一冊の本をオススメする。
「脱グローバル論日本の未来のつくりかた」
これは四回にわたるシンポジウムの記録であり、グローバル経済と対立する概念として「国民国家」を論じている。いまのままで強い経済の復活などありえないので、ぜひ読んでください。
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