30年30話 02 松永真×大迫修三

『30年30話 クリエイター30組の対話によるデザインの過去・現在・未来』(誠文堂新光社)の第2話は、グラフィックデザイナーの松永真さんとJAGDA事務局長の大迫修三さん。

大迫さんは、本書のトーク会場でもあるクリエイションギャラリーG8の初代プロデューサー(1985年〜2012年)で、最初に企画された『THE BEGINNING ’85 五人展』(1985年)には松永さんも参加されています。(ちなみに当時の住所は銀座7丁目だったので「G7」という名前だった)

大迫さんが聞き手に徹して、松永さんの過去のお仕事のエピソードを沢山知ることができます。

松永さんが所属されていた資生堂では、隠し撮りをしたおよそ1800人を1枚に収めたというポスター「人・人・人」と、サンオイル泥棒が登場するCMや雑誌広告が連動するキャンペーンを打ったそうで、全体を見ていない人には意図が伝わらなかったことが今も悔しいとのことですが、どのようなものだったのか気になります。

缶詰の中身をそのまま大胆にパーケージに使用した「紀文素材缶」や、コンペの条件を拒否しつつ選出され、今もシンプルなデザインのティッシュペーパーとしてロングセラーの「スコッティ」のエピソードなどから、ときに規格やルールにとらわれない発想の大切さについて、あらためて考えさせられます。

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