Yoh "NUWANDE" Nosaka
3 min readFeb 25, 2018

みんな心の中に哲学者が生きている

World IA Day 2018 Tokyoに参加してきた。

テーマは「IAの倫理と哲学」

グッドパッチのChelseaさんは、誰しもが無意識的に持つ思い込み(Assumption)について、LGBTQコミュニティの立場から語られた。あらゆるWebフォームでは、性別をラジオボタンやドロップダウンで選ばせるけど、選べないよねと。本来“グラデーション”があるものを枠に嵌めようとする弊害について考えさせられる。

次はロフトワークの棚橋さん。組織がいかに意図的に戦略的に“ノイズ”を取り込むのかについて、アートやサイエンスの観点から語られた。異なる2つを繋げること。議論は発散し、これこそがノイズ!

そして、九州大学の古賀先生。Information has a shadow.良かれと思ってやることが悪いことになっている。伝えるときにはいつも影となる部分がある。そのことに思いを至らせる感受性を持つ大切さ。スターウォーズの世界!

パネルでは、Shadowを知覚するためにメタ認知を持つこと。誰しもが主体性を待つことについてディスカッション。少し不安を感じていることが重要で、それよってメタ認知を持つことができるってのすごくわかる。

批判してくる人たちに対しても恐れずに立ち向かうこと。対話すること、その態度を大切にしなければならない。忘れがち。逃げがち。

恐怖のマネジメントではなく、グッドフレンズとしてのコミュニティであれば、意見は違っても感情は同じく共有できる。これって最近、流行りの「ティール組織」にも通じるものある。

あらゆる活動を、(恐怖のマネジメントしがちな)企業単体で考えることに、無理が出てきて、ますますあらゆるコミュニティに参加することが重要になってきている。

その時に大切なのは、みんな心の中に哲学者がいて、その人の声に耳を傾けること。

なんかうまくまとめられへん。内容については動画がアップされている。

https://youtu.be/ATitu5L-Yhs

なんしかすごくポジティブな気持ちになれた。やっぱ長谷川プロフェッサーすごい。

Yoh "NUWANDE" Nosaka

I‘m in charge of planning for digitally powered marketing and empowering innovation by design consulting.