逃げ恥

荻窪圭
2 min readNov 24, 2016

ええ、実をいうと、ほんとに普段テレビ観てないんで、ガッキーって知らなかったのですよ。

ガッキー=新垣結衣ってことは知識としては知ってたけど(名前をよく聞くので)、顔と結びついてなくて、逃げ恥が面白いって話を聞いてTVerで観てはじめてやっと、というレベル。

なぜTVerなんて普段使わないアプリを立ち上げてまで観たかというと、原作を読んでいたからで、あの原作がどうなったかなという興味が最初。

うん、確かに原作に忠実で、原作に味を加えている妄想シーンもテレビらしく上手に表現されてるし、物語の展開も原作にけっこう忠実なので、次の展開で無駄にドキドキすることなく鑑賞できていいんだけれども。

いくら原作に忠実でも、それを上回るガッキーの破壊力には勝てませんわ。破壊力ありすぎ、というのがよくわかりました。

ええ、最終兵器です。ガッキー。

それだけならまだいいが、最近、ちょっと懸念が生じておりまして。

原作って、「契約結婚」ネタのラブコメというよりは、その当事者であるみくりが妙に理屈っぽくて計算高くてつい損得勘定をしちゃって微妙に常識に欠けてて小賢しくて感情に突っ走らない(ようにしてるけどよく自分に言い訳する)ところが面白いわけですよ。

テレビドラマも最初はそうだったんだけど、ここ1〜2回、この小賢しさや理屈っぽさが薄くなり、中学生の純愛かよ、的なところが出てきちゃったのが気になるのである。

理屈っぽさや小賢しさが消えたら、残るは破壊力抜群のラブコメしか残らないじゃないですか。それはいかんです。死にます←誰が。

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荻窪圭

デジタル系フリーランス。原稿書いたり写真を撮ったり。這いつくばって猫に近づけ。東京古道散歩。古地図とめぐる東京歴史探訪。デジカメ・iPhone・iPad・Mac・ガジェット・猫・自転車・古道・古地図。仕事募集中。