いやあ、13日午前2時からずっとiPad Proでライブ中継を見ながら、MacでTwitter開いてるという深夜でありましたが、今回ちょっとほっとしたのは、iPhone XとiPhone 8/8 Plusの予約日がずれたってことですね。
よいことかと思います。待ちきれない人はみなiPhone 8/8 Plusを買って下さい。
例によって、発表直後にアップルの株が下がったとか、どれも見たことあるような技術だ機能だというコメントがあふれておりますが、写真やスペックだけじゃあAppleが何を作ろうとしてるのかわかりづらいのが常でありまして、
いつにも増して、詳細なネーミングやスペックがリークされていたので、「発表会は答え合わせにすぎなくなった」と嘆く御仁も増えてるわけですが、「え、知りたかったのは名前とスペックだけなの?」ですよ。
発表会のおかげで、各機能の詳細や内部のディテール、アップルが何をやろうとしてるか、そういうのがわかるんじゃないですか。リークしたスペックなんて些細なことですよ。
そりゃあ、リークなんてまったくない方が面白いに決まってるわけで、リーク情報はまったく不要なのだけど、リークされたから面白くなくなるかというとそんなことはないのです。
そんなときは現地入りしてるジャーナリストのレポートを探すのがいい。
とりあえず、石川温さん、西田宗千佳さんあたりはおさえておきたいところ。
業界筋系では本田さん。もうちょっと具体的になる。
さらに具体的なところに言及してくれる人で、石野さんとかフリックのたくたさんとか
BuzzFeedのこのコラムで
https://www.buzzfeed.com/jp/yuikashima/iphone-foolish-girl?utm_term=.gwOEEozEx#.hlRyy4Wyv
注目の嘉島唯さんのレポートはこちら
で、ですね。
わたしの中の結論はシンプル。
「今」を充実させたい人はiPhone 8/8 Plusを買うべし。
iPhone 7の延長線上で確実に良くなっていることが期待できるわけで、iPhone 6s以前の人は買い換えるべきかと思う次第。モノはまだ触ってないけど。
「未来」を見たい人はiPhone Xを買うべし。
OLEDとかQiが未来なわけじゃないんですよ。Face IDは未来の一部が漏れ出たものくらいの感じじゃないかと思うわけですよ。
発表会でひたすら新開発のプロセッサ(A11 バイオニック・ニューラル・エンジン!←サイバーパンクのタイトルみたい)の話や、背面は2つのカメラで、前面は専用のセンサーで「深度」を見るって話をしてたじゃないですか。まあプロセッサはiPhone 8も同じのを積んでるのだけど。
もはや大事なのは「端末のデザインとか機能」じゃなくて、そっちなんです。カメラが捉えるのはビットマップだけじゃなくなるんです。
でもまだちょっと気が早い。iPhone Xが出て少しずつその片鱗が見えてくるんじゃないかという感じで、だから「iPhone 8 Pro」じゃなくて「iPhone X」なのです。違うのです。
だからみんなiPhone 8/8 Plusを買うべきなのです。大事なのは未来より現在です。ディスプレイに切り欠きがあってはいけません。
そういう、大事なのは「今をどうするかだ」って人はiPhone 8/8 Plusがよいのです。iPhone Xを買ってはいけません。
というわけで、松尾さんのオチと同じ結論に達しました(笑)。
ええ、わたしはもちろんiPhone Xを買います。そもそも初代iPhoneを買ったのだって、そこに「未来」があったからだし。