こんな仕組みはどうだろう。

Toshiyuki Oka
5 min readSep 10, 2014

先日、スタートアップのCTOや有名ベンチャー企業で活躍しているエンジニアを集めたイベントを開催した。

思った以上に盛り上がり、これだけITの世界でサイヤ人のように戦える人たちがいるんだなってことを肌で感じるいい機会になった。

一方で、こんなに技術者がいるのに、なぜあんまりイケてるプロダクトが連発して産まれてこないんだろう?と考えるようになった。

そもそも私は新卒で今取締役を務めている会社に入社して、最初の4年間は新規の営業をしている、ただの低ITリテラシの社員でした。

4年目のときに思い立って「そうだ、エンジニアになろう!」って決めて同じ会社の中で営業からエンジニアに転向して、プロダクトを売る側から、自分がプロダクトを作る側に回ったという経緯がある。

エンジニアとしても4年目くらいになり、自分でそこそこのプロダクトなら一人で作れるようになってきたので、社内でとある動きを進めてみた。

それは、メインとして進めている3つの事業とは別に、技術者8人で4つのプロダクトを並行して作り始めるというチャレンジ。

メインの3つの事業は、

Green — IT・Web系の成功報酬型求人サイト
JobShare — facebook,linkedinを利用したソーシャルリクルーティングサービス
PID — ビッグデータ×採用にフォーカスしたステルスプロジェクト

サブで走っている4つのプロダクトは、

・ライトな非言語コミュニケーションが取れるiOSアプリ
・ラズパイを使ったコントローラアプリ
・arduinoとiOSアプリを連携させたハード系デバイス
・グローバルな特殊コミュニケーションが生まれるiOSアプリ

といった状況。

要するに、ただの技術者の20%ルール的な動きですが、それぞれが結構本気で動いている。

やってみて思うのは、みんな思った以上にプロダクトを作りたいし、プロダクトを作れるなら、昔テレビゲームを買った日に徹夜してでも進めていたときのように、夢中になって時間を作って開発するってこと。

新しい技術を使ってみたいし、頭の中にある面白いアプリやちょっと便利なツール、可能性は未知数だけど、英語でサービスを作って世界に出してみたいなどなど、くすぶっているポテンシャルが多く存在するということ。

今回は社内で事業部という壁をぶち破って、いくつもの小さなチームを作って取り組んでいるが、これを株式会社という壁すらもぶち破って小さなチームを作ってプロダクトを量産できないかなぁと画策中。

要するに、イケてるエンジニアが株式会社の枠を越えて、夜や土日の時間で小さなプロダクト開発チームを作り、githubのprivate repositoryとかで共有しながらプロダクト開発を進めるような仕組みを本気で構築できないかなと。

サーバーもドメインも使い放題の環境を作り、進捗が芳しくないときは、松岡修造ばりの熱さで背中を押してくれる。

リリースできたサービスをまとめて紹介するラボサイト的なものを用意して、集客やPRの部分もその仕組みを運営する側がなんとかする。

リリースしたプロダクトがマネタイズしたら、利益は作った人たちでレベニューシェアする。

もし副業規定とか謎のハードルが存在するなら、仕組みを運営する側がポイントという形で発行して、そのポイントはamazonで使えるみたいな仕組みを作っちゃうw

イメージしているのは、株式会社○○のCTO××さんと、ビッグベンチャー○○の中堅エンジニア××さんと、あのプロダクトのデザインをした××さんの3人が集まって、地味に便利でクールな△△アプリをリリースしよう!って動き。

最終的には、選ばれし100人くらいが50組くらいのチームを作り、100人から月に5本くらいのペースでサービスがリリースされていく状態とかができたら、スーパー面白いなと。

近いうちに小さい範囲で一回試してみたいと思っているので、もしこの動きに興味がある技術者、クリエイターの方がいたら、気軽に連絡してください!

facebookメッセージで送っていただければ必ず返信します。
私のアカウントは、http://www.facebook.com/toshi.oka.831/です。

頭の中の生煮えのアイデアを出しましたーって感じのブログになりましたが、意外と本気で考えているのでそこんとこ宜しくお願いしますw

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