11/7 東京ミートアップで講演決定

kuni
7 min readOct 27, 2017

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今回アラタさん @cry_curr_ar からお誘いを受けまして11月7日にアラタさんと共にトークセッションをすることとなりました。

Pundi XというPOSレジのPOSシステムを店舗へ導入し暗号通貨の決済や購入を簡単にする、現状あるBitcoin ATMの簡易版をインドネシアを中心に展開するプロジェクトです。詳細のreviewは下記に記載しています。

日時(Date):2017年11月7日
18:30 受付開始
19:00–21:30 セッション&質疑応答

開催場所(Location):
-レンタルキッチンスペースPatia東麻布
https://www.patia.tokyo/azabu/access/

Pundi X CEOのZac氏が、「誰もが仮想通貨の利用や売買が行える世の中へ」をテーマにご講演され、その後POSデバイスのデモ体験もあるそうです。

その後、アラタさんと私の方でICO座談会をテーマにトークセッションを予定しています。

参加申込(Registration):
定員は50名になります。参加申し込み希望者は下記のTelegramグループに参加後コメントをお願い致します。

Telegram Link:https://t.me/pundix_jp

・Pundi X Review

1.概略

まずこのPundi Xは既に2017年7月時点でPundi Boosterというアプリを既にローンチ済みでこのアプリは今後のマーケティングに重要な要素となってきます。

WPを読んだときに興味を持った点として、東南アジアには、銀行口座を作れないもしくは作っていない層がとても多く存在しています。それは、人口の約半分を占めるインドネシアでも同様の問題が想定されています。

しかしながら、スマートフォン普及率は上昇の一途をたどりインフラ環境も少しづつ整いつつある中でデジタルウォレットの需要は各国のエンドユーザーにとって多大にあります。そしてPOSシステムは日本でもコンビニやスーパー等で使われ、とても利便性のあることで知られていますがその中でも顕著な特徴に、簡単な操作性が挙げられます。

実際、最初にマーケティングをするのはインドネシアのようですが、世界展開を視野に入れる上でデバイスは店舗に導入することを前提としており、利用者へはデジタルウォレットもしくは、カードによる決済システムの普及を相互に広めていく必要があります。

その中で、飲食店やコンビニ、スーパー等の決済システムを変えるには安価なコスト、決済手数料がカード手数料よりも安い、安全且つ速い。というのはもちろんですが、一番は働くスタッフへの指導・教育する手間がかからない簡単な操作性だと思っています。

これは、店舗型ビジネスをしているとわかりますが、レジを担当する人間が全店舗代表者なはずがなく、低賃金で働いている人間もいるでしょう。そうすると、複雑な操作が必要となるデバイスではどれだけほかの要素が魅力的でも部下からの反対により普及にブレーキがかかります。その懸念点をクリアにするためにPOSデバイスを選択し開発しているのでしょう。

2.Pundi X の魅力

WPを読んでいてこのプロジェクトに関心を示した点をまとめます。

私の中では、暗号通貨市場の参加者が世界的に見て圧倒的に足りていないと感じているんですが、東南アジアを中心にPundi Xは新規参入者の促進をする可能性があることにまず興味を示しました。スマートフォンとPOSデバイスを繋ぐことで、銀行口座を持っていない人が暗号通貨を購入することが可能になるわけです。

これは、大きな革新だと思いました。なぜなら、暗号通貨を買っておけば外出時に現金を持ち歩く必要がなく手軽に買い物をすることができるからです。

そう、暗号通貨の保有メリットではなく、PXS及び主要通貨がPOSデバイスを通じて実店舗での暗号通貨精算を促進することに興味を持ったのです。

例えば、このデバイスが日本に普及したとして、税制面に関する懸念はあるにせよ、スマートフォンのウォレットで、コンビニでの買い物にクイックペイやアップルペイのように暗号通貨払いできるなら投資家のための金融商品という見方以外に実需が生まれやすくなりませんか?ということは、モノは試しに使ってみよう、買ってみようという新規参入者が増えることも想像できます。

そして、購入・決済はそもそも全世界共通で浸透しやすいよう簡単設計を目指しているわけですから、取引所での購入のために煩わしい登録等をしなくても簡単に入手することができるわけです。

また、Pundi X POS デバイスは様々なオンラインの暗号通貨取引所に接続することが可能なようですので、アービットラージ需要で導入を考える人が出てくる可能性もあるかもしれません。

3.懸念点

トークンの価値には普及拡大と利用者増加が前提として必要になると思うのですが、実際にトークンを受け取った店舗はそのトークンをずっと保有し続けるのか他の通貨に変えるのかを選択する必要性があると思います。

そのPXS及び他の主要通貨で受け取った店舗が自国の法定通貨にしたい場合に日本のような税制面での処理が追いつくかどうか、会計帳簿的に各国の足並みに揃う勘定科目等の設定が追いつくかどうかという点が挙げられます。

やはり、店舗側からすればどれだけ売上を上げることに貢献する、販管費コストを下げれるという経緯で導入しても新分野の金融商品への課税は各国ともに厳しいでしょうから、税率が上がるなんてなれば二の足を踏む可能性も考えられます。

インドネシアのローカルチームが強力だとは言っていても日本人としての思考で言うと国政とどこまでつながりがあるのか、また、ローカライズする上で会計・税務の部分において問題がないもしくは、それを見越してもコストの低下もしくは、売上の増加を見込めるという検証データがあるのかが気になるところです。

やはり、実需に浸透しやすく期待もできる反面、世界的に法整備、規制が整いきっていない中で販売戦略等が具体的になっていなければ、いいサービスでも法や税の壁が大きく立ちはだかるでしょう。世界全体の法律や会計・税務をもちろん網羅しているわけではないので既にクリアになった上で展開をしていく予定なのであればかなり面白いプロジェクトだと思います。

日本語ホワイトペーパーhttps://drive.google.com/file/d/0B_uZXQa5G7nVZlVOZndWRnRuZjg/view

4.最後に

私自身、Pundi X の投資判断をする上で、懸念点の部分をプロジェクトがどう考えているか非常に興味があります。皆様の中でお時間がある方が見えましたらCEOやプロジェクトメンバーに直接質問するチャンスですし、アラタさんや僕もいますので、ご参加していただければと思います。

定員は50名だそうですので、興味あるかたはTelegramに参加してイベントへの参加表明をしましょう。 Telegram Link : https://t.me/pundix_jp

長文ご覧いただきありがとうございました。

kuni

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