Airbnb CEO ブライアン・チェスキーの2016年のイヤーノート

Naohiro Oogatta
Jul 23, 2017 · 4 min read

「文化を壊すな」で目にしたチェスキーのブログを何個か遡ってみました。アガる……。この人、マジでこういう人なんだ……。あとでチームに共有してワイワイするために、無許諾な抄訳をここに載せます。


The Eternal Treehouse

カリフォルニアで人気のあるツリーハウスのホスト、ダグとリンダ夫妻の話。

ダグとリンダは二人の子どものためにツリーハウスを作ったが、彼らが大きくなって家を出たあとは使いみちのないツリーハウスと取り残されたように感じていた。

5年前、ゲスト経験のあった長女が Airbnb に出してはどうかと勧め、以来1000人近いゲストを迎えてきた。

ダグとリンダは、ここはただの宿泊場所ではなく、二人の人生への玄関口なんだと感じていた。私やジョー(・ゲビア)、ネイツ(・ブレジャージク)も二人と交友を持ち、写真を撮ったり、イベントで登壇してもらったこともある。

3週間前、休暇中に、リンダが闘病の末乳癌で亡くなったという知らせを受け取った。ダグからのメールを読むまで、リンダにとって Airbnb がどういう意味を持つのか、私は本当には理解していなかったことに気づいた。

このメールは私のメールボックスのなかで三週間、スターを付けられて残っていた。私はゲストとしてリンダとダグのツリーハウスに泊まったことがないことに気がつき、休暇から戻り泊まってみることにした。

想像以上に魅力的で、個人的な場所だった。

ダグは、リンダがこのツリーハウスにどれだけ魂をこめて作ったか話してくれた。

今年もまた、新しいテクノロジーが世界を変えてきた。ドローン配達、バーチャルリアリティ、仮想通貨、自動運転車などがいい例だ。

私は、これらの多くのテクノロジーが私達の人生を想像しなかった方法で変えていくだろうと思う。しかし人々はこれまで通りに孤独で、切り離されていて、誰ともつながっていないままだ。

世界が必要としているのはただ新しいだけのテクノロジーではない。世界が必要としているのは、ダグやリンダのような人々だ。彼らは私たちに、人間は本質的に善きものなのだということを思い出させてくれる。

ダグとの会話を思い返してみると、ダグはリンダについていつも現在形で話していた。まるで彼女が亡くなっていないかのように。そして私もまたそのように感じていた。

リンダは、作り上げたツリーハウスと、触れ合った多くの人生とともに、これからもずっと生きていくのだ。

ダグとリンダ、ホストしてくれてありがとう。


マーク・ザッカーバーグもそうだけど、とにかく本気なんだよなあ。本気なんだもん。かっこいい。無邪気に本気でありたい。

    Naohiro Oogatta

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