デザインは誰のもの?

デザインというのは、デザイナーだけの仕事ではないと思っている。今日はエンジニアの私が、無謀にもデザインについて語る事をしてみたいと思う。

まずはアートとデザインの違いを自分なりの解釈で説明してみようと思う。
アートは「内なる自分を表現する」ことで、
デザインは「誰かに何かを伝える」ことだと思っている。

「芸術は爆発だ!」という岡本太郎の名言があるが、この言葉からも、ものすごいエネルギーを感じる事ができる。しかしデザインは爆発させてはいけない。彼らはもっと静かな存在で、ひっそりと見守っていながら、信念をもっている。デザインは常に目的指向で誰かのために働いている存在なのだ。

常に目的指向で誰かのために働いている存在というのは、エンジニアの仕事とも全く共通している。ある日、これに気付いた私は、デザインは決して遠い対岸のデザイナーさんだけの仕事ではないと感じる様になったのだ。プロダクトを創るのに、エンジニアはシステムで表現し、デザイナーは色や形で表現しているが、本質的には変わらない。ユーザーにとって最も利益がある手段を選ぶことだけだ。

私は仕事ではwebやアプリを作っているが、デザインについてもっと開かれた議論が積極的にされることが望ましいと思っている。デザインはデザイナーだけのものではなく、目を持ち、感じる心を持っている人間であれば全員参加で考えるべきことなのだ。(システムは目に見えない部分が大きいので、全員参加での議論は難しい。その点、デザインというのは厳しくも羨ましい環境だ。)

「なんかいい」「なんか違う」こんな一言でもいいと思う。心の反応がポジティブかネガティブかのヒントがあれば、あとは「なんか・・・」の部分を掴むのがデザイナーとしてのプロの仕事ではないだろうか。ただし主体は常にユーザーである。ユーザーから見て良いか悪いかを考えなければならないので、ユーザー視点のスキルは別途必要であるから気をつけなければいけない。

職種の垣根を越えてユーザーに届くものを創っていきたい。

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