稼ぐために頑張れない自分のことを、『モチベーション革命』が言語化してくれた
尾原さんの『モチベーション革命』を読んで、自分はなんでこんなにお金のためにがんばれないんだろう、と思っていたことが非常に腑に落ちた。
世代によって違う働くモチベーション
「達成」
「快楽」
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35歳
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「意味合い」
「没頭」
「良好な人間関係」
この本のテーマである、「なぜ、あなたは稼ぐために頑張れないのか?」だというフレーズに、どれだけの人が共感するのだろうか。先輩たちは、比較的「稼いで当たり前だろう」という方が多いと感じるが、僕ら(今35歳前後)の世代から後輩は、ガツガツ稼ごう、という人を見ることが少ない。
僕はモノが大好きなので、釣りや車、美味しいワインにもお金を使うし、お金自体は嫌いじゃない。
「面白くないけど儲かる仕事」ができない
しかし、普段の活動のモチベーションの源泉が『お金』だけになってしまうと、途端にやる気がなくなってしまうのだ。それは1,000円でもそうだし、1,000万円でもそう。楽しいこと、いいと思うことをして結果的にいただけるお金はありがたく使うけれど、「自分にとって意義を感じないけど儲かる」事業は全然手が進まない。
人と人をつなぐことは好きだけど、仕事にするのはどうなのか
この本にもあったけれど、僕は、人と人をつなぐことが大好きだ。仕事でも、
・○○さんを紹介してくれ
・○○ができる人って誰かしらない?
・○○さんから採用の応募が来たんだけど、相性どう?
など毎日のようにいろいろボールがくる。
自分が関わっているプロジェクトや、アドバイザー、投資をしている会社を優先的にケアしたりはするのだけど、世の中全体を考えると、人と人の縁をつなぐのに、バイアスがかかるのは良くないのかもしれない。
僕自身、自分の会社だけが儲かればよいとは考えないし、自社の成長だけを優先していた時期は、モチベーションが湧かず、事業をうまく進めることができなかった経験がある。
「好きなこと」こそ仕事にしない手もあるかも
だから、いっその事、好きなことは「仕事」にしないのがいいんじゃないだろうかとさえも思う。
それならば、趣味だ。趣味にすれば、続けることもできるし、辞めることもできる。好きなときにやればよいし、やりたくないならやらなきゃよい。
だからこそ、本当にインパクトのあることができるんじゃないか、なんて思ったりした。
編集者の箕輪さんの手がける作品は、今の時代の変化をズドンと突いてくる。こちらも合わせて読むのがオススメ。
そんなことを考えながら、旅をしています。