オプトのSnapmart、Appstoreの説明文がすごかった。
古巣のオプト(インキュベート)から、僕の好きなテイストのサービスがリリースされました。Snapmartという、スマホの写真を1枚100円から販売できるプラットフォーム。プロではない、個人の写真が売れる。すごくインターネット的で、好きなストーリーです。メルカリのスマホ写真版、というと分かりやすいのだろうか。
実際に買ってみたのですが、こんな感じの写真が100円から販売・購入できます。
メディアでも話題になっているようです。
新しいサービスは大体使ってみるのですが、久々に衝撃を受けました。
アプリのDLページで自己紹介しとる!!
えとみほさん、これまで手がけられてきたメディアを見てセンスある方だなあと思っておりましたが、Appstoreで名乗る方を初めてみました。
ちょっと使ってみて思ったところをメモったのでせっかくなので共有します。(大体アップデート計画に入ってることだったりすると思うのですが、初期のプロダクトを見て、作り手の先まで見越すトレーニングです)
<投稿者側>
・アプリはシンプルな出来で◯
・写真を投稿する時にはサムネイルではなく、フルサイズのプレビューで確認したいところ。販売するものなので細部まで見れるかが超大事。
・投稿後のタグ付け、位置情報付けなどはタップ数少なくできたら嬉しい。
・写真のトリミング機能とかは今後機能としてついてきそう
<写真を買う側>
・ポートレイト、バーチカル、スクエアの写真別に検索できたりするのが◯
・写真を買って、何に使うのか、という利用シーンがまだちょっとPCサイトから伝わりにくいかも。上がっている素材の問題かな。
・100円毎に決済するのはめんどくさい。
・タグ付けはクリエイターの人力+GoogleのCloud vision API使ってるのかな(画像のメタデータ持てると超使いやすい)
<ビジネス側>
・売り手、買い手のモデルで考えると、今回のケースは買い手を集めるのに苦戦するんじゃないか、と予測。ここにブレイクスルーがあれば一気に伸びそう。
・ビジネス的には、現状の単品売りに加えてScoopshotみたいに月額◯円、みたいな定額モデルになるとよさそう
・さらに、GettyやAmana、PIXTAみたいな企業向けのプランがガッツリ決まるとよさそう
・ここからスタークリエイターが生まれると盛り上がりそう。
・boketeとか、さらに写真を加工するプラットフォームに投稿するプランがあってもよさそう。
まとめると
C向けサービスが少なかったオプトとして、この分野にトライできる方がいるのはすごく大きいと思う。オプトはサイバーエージェントやセプテーニと広告代理店としては並んでたけど、やっぱり一発当てるならこの分野。これ持ってると、全然会社の雰囲気が変わると思う。
クリエイターや購入者の期待値コントロール難しいと思うけど、僕も手がけたかった分野なので今後伸びていくのかどうかすごく楽しみです。
趣味のネコ写真もお金になるかしら。
普段の遊びが小さな仕事になったら素敵だなあ。
またにゃ〜。