自分の人生をどんな未来にベットするのか?

フィードフォース・アドベントカレンダー最終日は、塚田からお届けます。気軽に引き受けたはいいものの、毎年何を書くべきか悩みまくってなかなか書けず、今回はあまつさえ決められた投稿日を大きく過ぎて大晦日に書いているという始末です。ごめんなさい。

今回は、僕がいつも考えている「自分の人生をどんな未来にベットするのか?」ということについて書きたいと思います。

何か新しいビジネスを興そうとするとき、「そのビジネスはこれから来るどんな変化の上に乗っているのか?」つまり「どんな未来が待ち受けているから、その手掛けようとしているビジネスが成長できるのか?」ということから考えていく必要があると思っています。

例えばそれは、少子高齢化のような人口動態のトレンドから予測できるようなものもあるでしょうし、新しいテクノロジーが普及することで生まれるものかもしれないですし、イデオロギー的な何かが変わっていくことで生まれる未来かもしれません。

スタートアップとしてビジネスをする以上、リソースも限られるなかでフォーカスしなければそもそも勝つことが難しいので、全ての起こりうる未来の可能性に全張りするということは出来ず、どこか一点にオールイン(有り金の全てを賭けること)することが求められます。
かつ、一度そこに賭けると、最低でも結果がわかるまで、5年~10年はそこに張り続ける必要があります。しかも、自分だけではなく、いろんな人を巻き込みながら・・・

なので「自分はこの未来に全人生をベットする」という強い覚悟がないと、まあなかなか厳しいと思います。むしろ、自分がその未来を作るんだくらいの気持ちがないとやっていけないでしょうね。

ちなみに現時点で僕がオールインしている未来は、「所有から利用へ(モノからサービスへ)」と「ビジネスのカジュアル化」です。そしてその両方が「働くを豊かに」という会社のミッションにもつながってます。
たぶん、10年以内にはどちらも証明できると思ってます。
それぞれが具体的にどんな事象であるのかは、ここで詳しく説明することはしません。気になる方は僕に直接聞いてください。

あと、僕が最終的に一番ベットしてるのは「未来は良くなる」なんですよね。ここ、「人類はいろいろと試行錯誤があるかもしれないけど、最終的には未来をよくすることができる」側にベットするのか、「人類は愚かな存在だから、未来はどんどん悪くなる」なのか、人によってここは分かれるところだと思うんですが、僕は圧倒的に前者です。

シンギュラリティだー、人はAIによって滅ぶのだー、とか、経済格差は広がっていく一方だし、テクノロジーはそれを助長してる、インターネットで人々がよりエゴイスティックになって、結局はどんどん悪いほうに向かってる・・とかって思ってたら、あんまり前向きに何かを進めようって思えないですよね。
そうはいっても、人はそこまで愚かなわけではないし、人類全体としては試行錯誤しつつも良い方向に向かえているはずだ、と思えれば、その前提のもとに、自分の行うビジネスがその進歩をさらに1ミリでも前に進めることができるなら、間違いなくやるべきだという考えです。

その意味で今年の自分内No.1本だった「テクニウム」は本当に勇気がもらえる良い本でした。ぜひ、皆さん年始の休みを利用して読んでみてください。少々高いですけど・・
(追記:このエントリを書いた後、著者のケヴィンケリーが同様の趣旨のことを話している動画を見つけました。短い動画なので、こちらも興味あればぜひ)

というわけで、最後に、僕が大好きなTumblrで出会った言葉で締めたいと思います。

みなさんの新年が、魔法と夢と、善良なる狂気に満たされますように。すばらしい本を読み、すばらしいと思う人にキスをして、それから芸術も忘れないでほしい。執筆したり、描いたり、作ったり、歌ったり、または、あなただけにできる生き方をしてください。そして来年のいつか、あなたが自分自身に驚かれることを期待します。
…あなたにとってすばらしい年になりますように。過激で突飛な夢を見る年であり、これまではあり得なかった何かを実現させる年であり、あなたが愛され慕われる年であり、その見返りとして、人々に誰かを愛し慕うように促す年であり、そしてなにより大切なことは(今の世界には、優しさと知恵が欠如していると感じられるので)、ここぞというときには賢く、そして常に優しくいられる年でありますように。
ニール・ゲイマン

未来は希望に満ち溢れています!!!
では、みなさん、良いお年を!