外国映画の字幕版と吹替版。映画館では字幕版を、TVでは吹替版を観たくなる。

外国映画は、字幕版! と思っていた。

父親が映画好きだったので、子どもの頃から映画はよく観ておりました。
 当時、劇場で上映される外国映画は、字幕版が大半でした。
 そして、月曜ロードショーや水曜ロードショーなどTVで放映される外国映画は、みな吹き替えになっていました。
 ……たまにNHKで字幕版を放映したくらいだったと記憶しております。

いつの頃からか、劇場でも吹き替え版と字幕版の両方が上映され、選ぶことができるようになりました。
 私は、常に字幕版を選びました。言葉(発音)も含めて演技であると考えたからです。勿論、日本の声優さんの仕事ぶりを否定するわけではありません。日本の声優さんの技術は本当に素晴らしいと思います。

それでも、字幕版には、吹替版では感じられない臨場感があるように思えます。せっかくお金を出して観るのだから、俳優さんの声が聴こえる字幕版を観なきゃ! って思い続けてきました。

海外ドラマは、吹替版を観ていた。

我が家では20年くらい前からWOWOWを導入しています。3チャンネルしか持たないのに、提供されるコンテンツに魅力的なものが多いからです。(デジタルになる前は1チャンネルでしたね。)WOWOWの魅力の一つが、海外ドラマです。なつかしのツインピークスをはじめ、CSIシリーズなどすばらしいものがたくさん放映されてきました。

WOWOWでは、海外ドラマを字幕版と吹き替え版の両方を放映するときがあります。そういうとき、私は、吹替版を観るようにしてきました。
 そちらの方が、お気楽に観られたからだと思います。
 でも、映画は、字幕版を選んで観ていたように思えます。外国語映画は字幕! という思いが強かったのです。

いつの間にか、TVでは、吹替版を選ぶことが多くなっていた。

でも、いつの間にか、TVでは吹替版を選ぶようになりました。
 WOWOWをハードディスク・レコーダーで予約するときも、外国映画で吹き替え版と二ヶ国語版の両方が選べるときには、吹替版を選択するようになりました。

字幕版と吹き替え版、選択の理由は、気合?

なぜ、そうなったのでしょうか? 自分でもイマイチわかりません。ただ、観るときの気構えが違うように思えます。
 真剣に見るときには字幕版、適当に観るときには吹替版にしているのではないかと考えられるのです。
 正直なところ、TVを真剣に観ることってありません。大概何かをするときのついでという感じで観ています。1シーンも見逃さない、ひとことも聞き落とさないなんていう見方をすることがありません。それでも、それなりに楽しめます。聞き落としたセリフ、見落としたシーンがあり、少しわからないところが出てきても、それはそれ、そんなものなんだなぁと受け入れるようにしています。

現在は、映画の大半が1年以内にTVで見られるようになっています。有料で劇場に足を運んで観なくても、ちょいと待てば只、あるいは定額の中の1コンテンツとして観ることができるのです。
 それでも、私は、できるだけ劇場に行って映画を観るようにしています。理由は、気合を入れて観たいからです。
 途中でトイレに行ったり、他のことをやったりしない、”観るぞ!”という気合を入れて映画を楽しみたいのです。スクリーンの大きさや音響の高さだけが劇場の魅力ではないのです。集中して楽しめることこそ、劇場で映画を観る一番の魅力になっているのです。

今後も、このパターンで!

外国語映画、TVでは吹替版を、劇場では字幕版を観る! おそらく今後もこのパターンでいくつもりです。
 面白そう! これぞ! という映画については、劇場に足を運びお金を払って字幕版を観ます。そして、まあ観てもいいかなぁという映画については、TVで吹替版を観ようかと思っています。

ただ、TVで吹き替え版をだらだらと観ることを、否定的には考えていません。それは、それでひとつの正しい見方であると思うのです。楽しみ方はいろいろあっていいのだと思います。
 そういう意味では、私にとって、同じ外国語映画でも、自分の見方により、別の楽しむコンテンツということになるのかもしれません。

Like what you read? Give Aoki a round of applause.

From a quick cheer to a standing ovation, clap to show how much you enjoyed this story.