橋本久仁彦さんと西村佳哲さんと過ごしたミニカウンセリングの時間

2015年4月に都内で二泊三日の「橋本久仁彦さんの技術とセンスをかりて、きくことの、なんというか〝視力回復トレーニング〟に取り組む一夜+2泊2日」というクローズドなワークショップに参加してきました。

同じ年の2015年の1月に、西村さんの奈良でのシリーズひとの居場所をつくるひと フォーラム」〝自分の仕事〟を考える3日間 番外編に参加して、噂の!ナマ橋本久仁彦さんに出会ったわけです。

その前に、本城慎之介氏がITベンチャーの創業副社長から公立中学校の校長先生、今は「森のようちえん」のスタッフというという一見不思議な経歴に注目されがちな中、「(お金があれが経験はできるが)人の深いところに触れたいとおもった」という根っこの話をしてくれた。本城さんは、自分の話をしているように見えて自分の話なんかしてなくて、ずっとなんだか一緒に水の中にもぐって海の底のわたしたちが見えているようで見えていない植物や生物を一緒に鑑賞するようなそんな気持ちにさせられた不思議な時間であり空間でした。個人的な思い入れももちろんあって、本城さんがそんなことをかんがえているなんてぜんぜん知らなかったなあと最初に出会った10数年前の時に交わした言葉の意味を今更反芻してかなりの衝撃を受けた。

その本城氏の次が、橋本さんの話だった。橋本さんは冒頭に「90%の人は人の話を聞いていません」(もしかしたら99%だったかもしれない)といった。周りはどうだったんだろうか、私は激しい衝撃を覚えた。というのは、たぶんどこかでそのことを感じていたからなんだと思う。「いやいやそんなことありませんよ」とは、これっぽっちも思えなかった。

そんな経緯から、橋本久仁彦さんを迎えて「きくことのトレーニング」の案内をいただいたので秒速で申し込みをしました、二泊二日。

以前に西村さんの「インタビューの教室」でインタビューをとって逐語録を起こした経験のある人が対象で、今回は事前にペアを組んで互いに15分のインタビューを行い、逐語録に起こしたものを持ってくることというのが参加の前提でした。

参加者は10名で、10ケース分のインタビューを逐語録を手にして音声を再生して聞き、橋本さんが「そこでなにが起こっているか」を語るということが繰り広げられました。

私はそれまでは誰でも「会話」はできるし耳があれば話は聞けるとなんとはなしにおもっていたわけなのだけど、結果「どれだけ相手の話を聞いてないか」が白日のもとにさらされて、逃げられないんですね。もう、精神の危機です(笑)どんなふうに人に向き合っているかが、あからさまに出てしまう。そして、インタビューイが語っているその人の姿かたちを橋本さんが展開して見せてくれるわけです。

きく人によって、その人の存在は違ってしまうし、しかしまたその存在に真実というものがある、そいういうことを知りました。

ミニカウンセリングと言いますが、一般的な悩み事や相談をきくような「カウンセリング」とは違って、ただただ相手のその存在を一緒に味わうそんな時間と空間を生み出すためのなにかです。

ここは小手先の技術やノウハウではどうにもならん。

もし本当の自分の姿を見たくなければ、ミニカウンセリングには出会わないほうがいいと思います。結果的に「ひとのはなしをきく」ということは「じぶんのはなしをきく」という力なのだと思えるようになりました。

ミニカウンセリングと出会って以降、日常会話にも関係にも質があるんだということを見せつけられるようになりました。

じぶんの声に自ら耳をかたむけることにご興味ある方には、ミニカウンセリングおすすめです。

▪︎橋本久仁彦さんのフェンスワークスのページでチェックしてみてね

http://www.fenceworks.jp/index.html