既存サイトを多言語化する方法としてwovn.ioを採用して良かったこと
私は社内業務システムを開発するSEとして某CROに勤めている。本来の業務は業務システムの開発であるが、1年半前に、会社Webサイトのコンテンツ掲載業務を前任者より引き継いだ。「squarespace」という海外のクラウド型CMSを操作し、コンテンツ掲載を行う。
今年の2月に、多言語化の要望があり、実現方法から検討することになった。
使用しているCMSの機能での多言語化は実現可能か?仕様変更に伴うリスクは?
まず、CMSの機能で多言語化が可能かどうか、マニュアルを見ながら調査した。その結果、サイトのデザインテンプレートに大幅な実装変更が必要であり、また、ページの配置を全てやり直す必要があることがわかった。これはページ同士のlinkも全て見直すことも意味する。
運用中のサイトである。開発用のテスト環境もない。。
リスクの少ない多言語化の実現方法は?
上記の理由で、他の実現方法を検討した。その結果、コードスニペットをページへ挿入するだけで多言語化を可能にする「wovn.io」を導入することになった。
専門的な分野、技術等を扱った文章の翻訳は機械翻訳では荷が重い。。
wovn.ioによる多言語化は、ユーザーが任意に作成した翻訳への「言語切り替え」を可能にする。
機械翻訳の精度は今後も上がっていくだろう。将来的には、言語を取得した人工知能が翻訳を担うことも大いに考えられる。しかしながら、現状、専門性の高い文章の機械翻訳は未だ未だな印象である。そもそも、さほど専門的でない文章の機械翻訳もおかしいことがあるが。。
wovn.ioの導入により、専門的な技術に言及したコンテンツの多言語化を簡便に、短期間で実現できた。この点だけでも大いに評価できる。
サーバーサイドにインストールが可能な環境でWebサイトを運用中なら、コンテンツページのHTMLも多言語化することが可能である。
wovn.ioの導入において、コードスニペットを介した多言語化はHTMLを書き換えない。ブラウザ上の表示内容のみを切り替える。しかしながら、導入方法はもう一つある。サーバーサイドに専用のライブラリをインストールすることでHTMLごと切り替える方法である。
HTMLごとの言語切り替えは海外向けのSEO対策で非常に有効である。
多言語化コンテンツの管理、作成コストを抑え、海外に向けても大いに接点を増やすサイトを構築する。今後も、このことはビジネスにおいて重要であり続ける。今まで掘り起こせなかったビジネスチャンスを得ることを可能にする。