YAPC::Tokyo 2019 のランチセッションで登壇した

Raryosu
5 min readJan 28, 2019

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去る 2019年1月26日(土)に開催されたYAPC::Tokyo 2019で登壇したので,その経緯や感想をまとめます.

なぜ登壇することになったか

私はいま株式会社ミクシィに所属しています.そして,ミクシィはYAPC::Tokyo 2019のプラチナスポンサーです.

ある日,弊社DevRelチームの方に「YAPC興味ない?登壇してみない?」と誘っていただき,「なんか楽しそうじゃん,やりますやりますー」という軽いノリで承諾をしました.

登壇するまでの苦悩

これはあくまでサイドストーリーなのですが,正直僕自身はエンジニアリングに秀でてはいないため,こういった機会を戴いたは良いものの何を話していいか悩みました.

幾度となく,部署の先輩方やDevRelチームの方と「何を話すか」を相談しました.

話し合った末に,「20歳でもPerlを書いている」を軸にしてどういう経緯でPerlを書くようになったか,そしてこれからどうなっていきたいかという語りにしようということを決めました.

名目上はスポンサーセッションですが,宣伝色はほぼ出さず,普通のセッションと同様に話そうということも,自分の中で決めました.

登壇資料

めちゃくちゃ緊張して,手が震えてる中はなしました.よく考えると,あんなに大きな箱でお話するのはじめてだったかもしれない.

この資料が完成したのはYAPC開催の週の月曜日.ほとんど練習などをすることもできず,あわあわしながらお話しました.

時折,会場のみなさんが笑ってくれたりしてすごく安心しました.

ちなみに今回のセッションのドラフトとして上記の記事を書いた…という経緯があったりします笑

登壇してみて思ったこと

正直,スポンサーセッションだし,あまりTwitterでの反応は無いだろうと思っていました.

しかし,そんなことはまったくなくて,たくさんのツイートをしていただいて,ものすごく,ものすごく嬉しかったです.

思惑通りです.

やったぜ.

確かに配属の基準ってあまり外からはわからないですよね.
※プレゼン中で紹介したのはあくまで18新卒の配属目標であって,その代によって配属の目標や方法は変わる可能性があります

そうなんです.Mojoliciousで動いています.
今日会社で,なぜMojoliciousを選択したのかという資料を探ったりマネージャにきいたりした結果.「JSON-RPCを使いたかったから」ということがわかりました.SNS mixiもJSON-RPCを使っていて,RESTはminimo立ち上げ当時に流行り始めたくらいだったので,JSON-RPCをあまり苦労せずに(?)使うことができるMojoliciousを採用したそうです.

たしかにそうかもしれないですね.書いた人間の思惑が見えやすいように感じます.

もしかしたら,僕が「Perlはいい言語だ」と思う理由の一番大きな理由はこれかもしれません.

ほんとうにごめんなさい!!!!!

本当にそうですね.頭を使ってコードを書くようになって,結果としてより多くのことを理解しようという思考になり,さらなる学びにつながっているように感じます.

これは本当に大事だと思っています.自走できる環境がなかったり,補助輪10個位つけている環境だったりすると,成長を大きく左右するのかな…と.僕自身本当にいい環境で育ててもらっていると感じています.

そう言ってもらえて嬉しいです:)

これ,僕の勝手な思い込みかなって思ってたんですが,賛同の声が多くて嬉しかったです.先のツイートにもあったんですが,Perlは表現力が高いので,「なぜこの挙動を実現するためにこういう書き方をしたのか」という意図を確実に伝えることができるコードを書こうと努力しています.

はじめてYAPCに参加して思ったこと

Perlのコミュニティは暖かいなって思いました.

いろいろな人が,いろいろな関わり方でPerlのコミュニティや文化を支えていて,とても満足感のあるイベントでした.

ぜひ,次の機会も参加してみたいし,そのときには一スピーカーとしてなにか話せたらいいな…とか.

まとめ

自分の世界を広げる良い機会になりました.
各セッションも非常に学びが多かったし,いろいろな方とお話することもできたし…

今後も.しばらくは業務でPerlを書くことになると思うので,今後共よろしくお願いいたします.

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