興味の感応則

倉下 忠憲
2 min readApr 14, 2016

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私は自分のことをごく普通の人間だと思っているのだが、どうにも周りの人から「変人」扱いされることが多い。まあ、「普通」の定義など人それぞれである。ある意味、誰しもが自分にとっての「普通の人間」だ。

長い経験の末、私はもう変人であることを受け入れた。別にそれで世界の景色が変わったりはしない。

ともあれ、私がマイノリティであることは変わりない。で、BlogやTwitterをしていて気がついたことがある。それは「私のことを面白いと言う人は、私から見てもその人が面白いと思える確率が高い」という法則だ。

私のブログを熱心に読んでくれている人のブログは、私が覗いてみたときに面白いと感じる場合が多い。もちろん絶対ではなく、あくまで傾向的なものだが、自分の読みたいブログを探すときには有効な手段であることは間違いない。

その個人的経験則は、メルマガをやりはじめてより強く感じるようになった。私のメルマガはTwitterのハッシュタグで感想が流れるのだが、それがまあ面白いのだ。「ほう、なるほど」と書いている私が思わされるものが多い。まっすぐなキャッチボールともちょっと違っていて、複数人でのスカッシュのような感じがする。

で、この法則を使うためには、まず最初に自分がボールを投げなければいけない。しかも直球で投げる。で、それに反応した人に、私が反応すればいいのだ。ようは、潜水艦のアクティブソナーみたいなものである。私にとっての情報発信の一つの意義だ。

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倉下 忠憲

物書きです。R-styleというブログを運営しています。ビジネス、経済、政治、投資、為替、麻雀、アニメ、ゲーム、ガンダム、iPhone、ライフハックなどに反応しやすい性質をもっています。