成功したいなら今すぐやめるべき13の悪習
『地獄』とはどんなものか、かつて私に教えてくれた人がいる。
それは次のようなものだ。
「この世ともいよいよお別れという日、いまある自分が、成れたかもしれない自分と出会うだろう。」ー 名無しの誰か
いつかあなたが成功を手にして理想の自分の姿を実現するには、不必要なほど多くのモノや知識を手に入れたり理論武装するのは逆効果だ。むしろそれらを捨てていく必要がある。
成功の定義は人によって異なるものの、あえて「やめる」ことであなたを成功に導くものもある。
このうち幾つかは今すぐ実行できるだろうし、他は時間がかかるかもしれない。
1. 不健康なライフスタイルをやめる
「健康に気をつけなさい。自分の身体は取り替えがきかないのだから。」
− ジム・ローン
人生で何かを成し遂げたいのなら、全てはここから始まる。何よりも自分の健康を第1に考えて、以下の2つを心に留めておこう。
1.健康的な食習慣
2.適度な運動
小さな積み重ねだが、いつかきっとその積み重ねに感謝する日が来るはずだ。
2. 短期目標を立てるのをやめる
「人生は1度きり。でも、満足のいく人生なら1度で十分。」
− マエ・ウェスト
成功する人々は長期的視点で物事を考える。彼らは自分たちの目標が、毎日繰り返される短期のタスクをこなすことでは実現出来ないことを理解している。
この長期目標というものは、あなたが「する」ことで実現出来るのではなく、あなたが「体現する」ことで実現出来るものなのだ。
短期と長期、この2つには明確な違いがある。「夏のカラダを手にいれるために鍛える」のと「自分のために鍛え続ける」のは違うだろう。
3. ちまちまと小さく仕事をするのをやめる
「ちまちま小さく仕事をしても、世の中の役には立ちません。周りの人々に認めてもらうために、その人たちがやっと理解出来て、実現すれば喜んでもらえるようなせこい仕事をしても世界は少しも良くならないのです。子どもたちが輝いて生きているように、私たちも皆輝けます。特別な人だけではありません。私たち全員がそうなれるのです。そして自分が輝けば、それが無意識のうちに周りの人々にも影響を与えて彼らも輝くのです。自分が不安や恐れから自由になれば、周りの人々も自然と自由になれるのです。」
− マリアンヌ・ウィリアムソン
自分の夢に実現のきっかけを与えず、その努力をせず、さらに機会をつかもうともしていないのなら、あなたは自分の本当のポテンシャルを発揮することは出来ない。永遠に。
そして、世界はあなたが成し遂げることが出来たはずの功績から恩恵を受けるチャンスも永遠に失う。
だから、あなたのアイデアを皆に伝えなさい。失敗を恐れずに。そして、何より成功を恐れずに。
4. 言い訳するのをやめる
「大切なのは配られたカードじゃない。それでどうプレイするかだ。」
− ランディ・パウシュ 『最後の授業』(ソフトバンク文庫)
成功する人々は自分の人生に言い訳をせず責任を持つことを知っている。どんなところから始めようと、どれほど自分が弱かろうと、そして過去にどんな失敗をしていようと。
「人生でこの先起きることに自分自身で責任を持つ」と自覚することは、怖くもあり、エキサイティングでもある。
しかし、そうすることが成功には欠かせない。なぜなら、言い訳や他者に責任をなすりつけるような生き方は、人として、そしてプロフェショナルとしての個人の成長を阻害するからだ。
人生を自分でしっかりと生きろ。他人の言いなりになるな。
5. 柔軟性を欠いたマインドセットに固執するのをやめる
「未来を制するのは、より多くのスキルを学び続け、クリエイティヴにそれらを結びつけられる人々だ。」
− ロバート・グリーン 『マスタリー』(新潮社)
柔軟性を欠いたマインドセットの人々は、自分の知性や才能は単に生まれついて持っている不変のもので、努力よりもその才能だけで成功を収めたと考えている。
しかし、この考え方は間違えている。
成功する人々はこの点について理解している。成長志向のマインドセットを維持し、新しい知識やスキルを得て、ものの見方を変えていくことが自分の人生に益をもたらすことを知っているため、彼らは日々大変な努力をしている。
今日の自分の姿を思い浮かべろ。それは明日の姿と違うはずだ。
6. 「特効薬」の存在を信じるのをやめる
「毎日、様々に、私はますます向上している。」
− エミール・クーエ
「一晩で成功を収める」なんて神話みたいなものだ。
成功する人々は、小さな改善を毎日繰り返すことが結果を生むということを知っている。
だからこそ、未来に向けてのプランを立てるのもいいが、1日1日に集中し1%でも良いから毎日改善していく必要がある。
7. 完璧主義をやめる
「完全を求めるより、素早くリリースする方を選べ。」
− カーン・アカデミーのモットー
どれほど努力しても、決して完璧にはならない。
失敗への恐れ(もしくは成功への恐れ)が、行動を起こしたり、作品を世に送り出す邪魔になっている。だが、待てば待つほど機会は失われていくのだ。
だから、まず「素早くリリース」し、それから1%ずつでいいから改善していけ。
8. マルチタスクをやめる
「吠えかかる犬どもに事あるたびに石を投げつけていては、決して目的地にたどり着けない。」
− ウィンストン・チャーチル卿
成功する人々はこの事を知っている。だから、彼らはやるべき事を1つに絞り、徹底的にそれに取り組む。ビジネス・アイデアでも、会話でも、ワークアウトでも同じだ。
1つのタスクに完全に集中する事が不可欠だ。
9. 全てをコントロールしたがるのをやめる
「自分の責任のものもあれば、そうでないものもある。」
− エピクテトス(ストア派の哲学者)
この2つを峻別することが大切だ。
自らコントロール出来ないことに距離を置き、自らコントロール出来ることに集中する。そして、時には自分でコントロール出来るのが「自分の態度」くらいしかない事を知る必要がある。
たまには「デカい尻!」と冗談で怒鳴ってみても誰も不愉快にはならないだろ?
10. 目標達成に何の役にも立たない事に「イエス」と言うのをやめる
「人生でほとんど何も成し遂げない人は、ほとんど何も犠牲にしていない。多くを成し遂げる人は、多くを犠牲にしている。多くを手中にする人は、多くのものを犠牲にしている。」
− ジェームズ・アレン
成功する人々は知っている。自分の目標達成のためには、仕事や活動に対して「ノー」と言わなければならない時があることを。時には友達や家族、同僚の求めにすら「ノー」と言うべき時があることを。
短期的には、手早く得られる少しばかりの充足感を失うだろうが、自分の目標を達成出来ればそれだけの価値はある。
11. 毒をまき散らす人と付き合うのをやめる
「自分がどんな人物か知りたい?仲の良い友人5人を頭に浮かべてみろ。その平均があなただ。」
− ジム・ローン
一緒にいる時間が1番長い友人たちが、あなたという人物を作る。
私生活や仕事であまり多くを成し遂げられない人はいる。その一方で、より多くを成し遂げられる人もいる。上の引用からすれば、自分よりも下の連中と付き合えば自分の価値が下がり、それだけ成功から遠ざかるということになる。
逆に、自分よりも格上の人物と付き合うように心がければ、それがどんなに居心地の悪いものであっても、何がしか成功に資することになるだろう。
自分の周りを見てみろ。変化が必要か分かるはずだ。
12. 人に好かれたいと思うのをやめる
「他人をムカつかせたくないなら、面白いことをするのを止めるしかない。」
− オリバー・エンバートン
自分を「ニッチなマーケット」のようなものだと考えてみろ。
そのニッチが大好きなマニアックな連中は山ほどいる。もちろんそうでない連中もだ。だが、何をどれだけ頑張ろうが、皆に好かれるのは不可能だ。
これはあまりにも当たり前のことだ。だから、周りに自分を正当化して良く見せるなんて下らないから止めろ。
自分に正直に生き、毎日価値あるものを提供し、それを改善する。SNSで自分を嫌う人間が増えてくれば、それだけ意味ある事をしているという証明になる。
13. SNSやテレビに執着するのをやめる
「『時間なんて作ろうと思えば幾らでもある』と思うのが間違いだ。」
− ジャック・コーンフィールド
だらだらウェブ・ブラウジングをしたり、意味もなくテレビを見ているのは今日の社会の病いそのものだ。そうしたところで暇つぶしにはなるだろうが、人生や自分の目標から逃れることは出来ない。
ウェブやテレビに関わる仕事をしているのでもない限り、それらへの依存を減らすかいっそ無くし、その時間を自分の人生をもっと豊かにするものへ割く方がいい。
Call To Action
自分自身の生産性を高め、ぐずぐず先に引き延ばしにする性格を何とかしたければ、私の無料のガイドを参考にして欲しい。
“The Ultimate Productivity Cheat Sheet.”
ガイドはこちらから。
P.S. きっとあなたは自分の「活用出来ていない時間」を最大限活かせるティップスを見つけられるはず。
最後に...
この記事を気に入ってもらえたなら、他のMediumユーザーが気づくきっかけにもなるので💚を押してもらいたい。