YAMAHA THR10が最高すぎるという話

ちょっと前にヤマハのTHR10というミニアンプを買いました。これがとっても我が家の生活にフィットしたので、ちょっと紹介してみたいと思います。

もともと自宅でのギター録音や練習には、ソフトウェア・アンプシミュレーターのAmplitube(フリー版)を使っていたのですが、クリーントーンで弾くときにどうしても音が細いという悩みがありました。使っているギターのピックアップの出力の問題もあるのかもしれませんが、なかなか解決してくれず。そもそもフリーソフトにそこまでのクオリティを求めること自体、おこがましいことなのですが・・

そんなときに出会ったのがこのアンプでした。賃貸住宅では大きな音は出せないのでヘッドフォンでの練習になるのですが、それでもクリーントーンの音は格段に太く、きらびやかになりました。以前の音は「ヘンッ」という感じだったのですが、「パリンッ」というハリのある強い音になりました。トーンを絞っても色っぽい音で鳴ってくれます。あくまでシミュレーターなので本物の音を知っている人にとっては物足りない部分もあるかもしれませんが、僕みたいに趣味でかき鳴らすぶんには申し分ありません。

なにより楽しいのは、シールドを挿して電源を入れるとすぐに音が出るという点です。アンプなのでそりゃあ当たり前なのですが、ソフトウェアのアンプシミュレーターでギターを弾こうと思った場合、オーディオインターフェースにギターを繋いで、PCを起動させて、アプリケーションを立ち上げて…という手間がどうしても発生します。これが結構、気持ちを削いでしまうんですよね。なんせ仕事を終えて電車に揺られて疲れて帰った後なので。音が出るまでの一連のプロセスが面倒で、結局ギターの弦を錆びさせてしまったことがある人は多いと思います。

話は変わるのですが、先日発売されたNintendo Switchは、ユーザーの生活とゲーム体験との間にある、時間と手間の距離を限界まで縮めた製品でした。「ゼルダ」のヒットが後押しをしているとはいえ、世界中で品薄になっている理由は、そういったコンセプトがユーザーに刺さったからなんだと思います。スマホが当たり前になって、情報を取捨選択しないと間に合わないような現代においては、あらゆる娯楽が時間の奪い合いになってしまう。そんな中では、電源を入れた瞬間から遊びに引きずり込んでくれる、こういったデバイスの方が一周回ってフレンドリーに感じるのかもしれません。あとやっぱり、画面上でパラメータを設定するよりも物理的なツマミをいじって音色変えて遊ぶ方が格段に楽しいですしね!インタラクションってこういうことだろ!

加えて、多くの方がレビューで話されていますが、生活空間に馴染むデザインであることもナイスです。なんせ可愛いんです。これ。床に置いてもベッドに置いてもソファに置いても台所に置いても馴染みます。おそらくですが、開発チームは「女性の部屋に置いてあってもOK!」ということを強く意識していたんじゃないでしょうか。

てな具合に書き連ねてみましたが、ほんとに今のところ後悔がひとつもありません。USB接続も可能。AUX入力も可能。エフェクトも内蔵。チューナーも内蔵。取っ手もある。さまざまな点からUXを考えて(もちろん値段も含めて)作られた製品だと感じました。おすすめです!

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