[movie] バケモノの子 ゆるゆる考察

私は映画がすきです。観ることももちろんですが、観たあとにいろいろな考察や評論を読むことが、とても楽しみだったりします。
伏線を発見したり、そういう感じ方もあるんだ、と物語を何倍にも楽しませてくれるので。たまにエンディングまだなのにレビュー読んだりとかしてしまいます。レビューは鑑賞前にしか見ないよ、という方には是非この楽しみ方をおすすめしたい。

とはいっても、自分で考察まとめできるくらい頭や記憶力なかったりするので、いつも映画ブログ立ち上げては感想の垂れ流しになってしまったりしていたのですが、(いくつアカウントあっただろう。。数えきれないかも)『バケモノの子』はふわふわ自分でこうかな?と思ったことがわりと皆さんレビューに書いていたりして嬉しかったのでゆるゆる綴っておこうかなと思います。(説明過多な映画、とか言われてますけどね。いいんだよ、私レビューはそれくらいで。。)ネタバレしてますのでご注意。

西遊記と白鯨

細田さん作品は他作品へのオマージュがよく含まれているように思うのですが、今回はかなりそれが顕著だったなあと思います。

九太たちが修行し、賢者に強さとは何かを尋ねにまわる旅のシーンはまさに西遊記。配役はちょっとトリッキーですが

九太=三蔵法師
熊鉄=孫悟空
多々良=猪八戒
百秋坊=沙悟浄

かなと。

参考文献に中島敦の『悟浄出世』 が挙げられていましたが、これは沙悟浄からみた西遊記だそうです。
ドラえもんの『パラレル西遊記』の砂漠のシーンを彷彿させるシーンがあり、のぶ代世代としてはドキドキしました、これは関係ないかもしれないですが。

白鯨については言わずもがな、作中に作品名で登場しているし、クライマックスで重要なモチーフになりますね。鯨と戦っていたようで、本当は戦っていたのは自分自身なんたら〜というのも一郎彦の境遇を表している感。

伏線

一郎彦の帽子、最初はただ可愛いな。。と思っていたのですが、実は素性を隠すための小道具だったとは。
「大きくなったらお父さんみたいな長い花と立派な牙の戦士になる」という発言が、子供の頃は人間と大差ないというミスリード、そこからの大きくなった次郎丸との比較でのざわざわさせる流れが見事だなと思います。

いまいち神様になれるしくみがわからずじまいではあったものの、「熊鉄なんか付喪神にしかなれねーよ」の発言を、最後の最後でこういうこと、と回収されてしまいました。

とまあ、鑑賞してからかなり日が空いての物書きなので結局感想垂れ流し状態にはなってしまったわけですが、笑

細田さんの長編映画はなんだかんだ言いながらほぼ見ていたりするのですが、本作はあの街の暗く不気味な感じが大好きな初期デジモン映画の雰囲気を思い出し、それだけでドキドキ胸高鳴りました。
『おおかみこどもの雨と雪』と似たテーマですが、わたしはこちらの雰囲気のほうがすきだなあ。

と、思ったらやっぱりデジモンオマージュあった。
これだからレビュー巡りはやめられないんです。

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