“相手のことだけを思った行為”
Mikihiro Fujii
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先入観を”緩和”するコミュニケーション

Mikihiro Fujiiさんにいただいたコメントのおかげで、「ユーザを中心に考えてデザインすることの難しさ」で考えていたモヤモヤがだいぶ晴れてきたように思います。ありがとうございます!

いかに”人間”中心にデザインしようと、そこには自分の先入観が交じる

デザインされたサービス自体にも先入観があり、使うユーザにもそのサービスへの先入観がある。アドラーの認知論からすると避けられないことですね。

ただ、藤井さんのおっしゃるとおり、前者についてはUXの手法などで、極力先入観を防ぐように努力ができる。後者については、ブランディングや広報・マーケティングの施策を使って、うまくユーザと”コミュニケーション”することで、先入観を”緩和”できる部分があると考えています。

例えば、Appleの製品やサービスへの「先入観」は、「ユーザ・フレンドリー」というイメージ作りや「Think Different」などのマーケティング・キャンペーンによって”緩和”もしくはコントロールされていると感じています。また、スティーブ・ジョブズが描いたビジョンやメッセージがUXに与える影響は計り知れないですよね。

これらのビジョンやメッセージを、いかに上手にユーザに届けるかというのもUXの大きな課題であり、UXの一部であるべきだと考えさせられました(僕は、この辺が「予期的UX」の一部だと考えてました)。

価値観への共感を求めながらもリーンにフィードバックループを回し、ユーザーのリアクションをバイアス無く受け容れる

余談になりますけど、スティーブ・ジョブズがいたころのAppleは、「価値観(ビジョン)の共有とフィードバックループから得たユーザのリアクションの受け容れ」がすごく上手でしたよね。こだわり(先入観に近いもの?)を持ちながらもApple(ジョブズ)って意外とユーザの声を受け容れてましたよね。

ご存知かもしれませんが、最近見たサイモン・シネックの「優れたリーダーはどうやって行動を促すか」というTED Talkが素晴らしくて、UXのヒントにもなると思いました。

「なぜ」から始めるというのが、価値観への共有をユーザに求めるうえで重要だということを再認識させられました。

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