美しさって、なんだろね

問い続けるだけじゃだめ

よわくて弱くて、いつも折れてしまって、いつだって一人になれなくて、いつだって一人なのにいつだって本当は人の心をちらちらと覗いていて。本当は皆に褒められたくて、皆をびっくりさせたくて、たまらなくなっている自分が嫌でいやで大っ嫌いで、それでも誰かに抱きしめてほしい自分を思いっきり殴ってやりたくて、でも目の前の人の優しい言葉を信じたい気もして。クリスマスや忘年会が重なる時期は思考がぐるぐるぐるぐる渦巻いてまとまらなくてすきじゃないんだ。だから一人でタイにきてみました。とてもすてきな旅。思っていたよりずっと、ずっと、ずっと。

こねことばあさんの手

こねこを見ていたら急に思い出した。そう、私は記憶力がよくないんだ。そうそう、記憶力がすごく悪いんだった。試験でいい成績が取れたのは、自分の記憶力が悪いのが分かっていて、怖くて怖くて怖くて誰よりも勉強していたからだった。そんなことを思い出して、あぁ、そうか、思考のたどったみちを残しておけばよいのだと思った。だから、今日は最近考えていたことをしっかり書きます。

ほほえみ返した少年

美しさって、なんだろね、って、そんなこと、恥ずかしくて聞けないんだ。本当はいつだって聞きたい。初めて会った人にも、ずっと知っている人にも、尊敬している人にも、大好きな人にも。

でもね、怖がっている暇なんてないのかもよ。すべては流動している。大人になる過程でなにか、大事なことが見えなくなってしまうことって、結構あるみたいなんだ。美しさが目に映っている人をみたら、腕をぱっと掴まえて、そうそう、びっくりされても、しっかり目をみて聞いてみるんだ。難しいけれど、地球が滅亡してから後悔するなんて私は嫌だな。だから、聞いてみよう。

そう、そう、それでね。

一度、聞いてみたの。この人には見えてるかも、っていう人に。
そうしたらとっても面白いことを聞けたから、すこし書いておくね。

あのね、その人は、美しさは、人間の創りだす複雑さだと思う、って言ってた。きらきらと舞うフラクタル図形。暗闇で色とりどりに光って消えていく。その人はね、その美しさを信じて、形をつくっている人だったんだ。そしてその人の作品はどれも、美しかったんだ。しっかり天からキャッチして、地上に引っ張っていた。じぶんの手、で。

私はとても驚いた。

自分よりもずっとずっと美しさって、何だろね、っていうことを考えていて、しかもそれを形にしていたんだ。私は自分の甘さがすっごく恥ずかしくなった。私も、形にしなきゃ、って思ったんだ。考え続けているだけじゃだめ。そうそうそれから、少しだけれど、形にしようとしているとも言えるのかも、とも思った。無意識に、だけれど…

くろのなみだ

私はね、美しさって、人の想像力だと思うよ。

その人にね、聞かれたの。

ゆずちゃんは、美しさって普遍的だと思いますか、って。

すこし迷って、あ、そうか!普遍的だ!って気づいた!

あくまで自分の考えだけれどね。でも、私はそう信じてる。

すっごく普遍的な美は泉みたいに生き物の内側にこんこんと湧いていて、でね、生まれてからしばらく、色んなものを見るよね。色んなことを聞くよね、触って、嗅いで、味わって。それで、少しずつ、人間界で「うつくしい」と言われること、に対してフィルターが出来ていくんじゃないのかな。

うーん、フィルターっていうのとも少し違うかも。

穴の空いた壁?

環境が壁を作っていって、その壁には穴があるの。その穴から差し込む光が、美しさ?

そんな感じかなぁ。

あ、まだ、人の想像力、というところに繋がっていないね。

あのね。

穴から差す光に導かれて、その穴を覗く、よね。(うーん覗かない人も、いる、自分はそうはなりたくない)
そうしたら、あっ!って驚くくらい、息が、苦しくなるくらい、完璧なものを見てしまうんだ。苦しい、苦しい。

壁に張り付いていた君は、自分が見たものを、皆に伝えようとするんだ。お母さんに、お父さんに、近所のおばさんに、気になるあの女の子に。

君は、歌う。
踊る。
絵をかく。
詩をかく。
楽器をたたく。
彫刻刀をてにとる。

そうして出来た何かが、また、誰かの壁の光の一筋に、なるんじゃないのかなぁ。

光は人の想像力を媒体にして、どんどん伝播していく。

いつか見た、大好きな絵や、きれいな夕焼け空や、なつかしいメロディや、好きな人の笑顔や、
その時に見た、完成形を、思い出す。
ひとつひとつの刺激は、過去の刺激で見た完成形を思い出す。

つまりね、完成形っていうのが、その普遍性っていうのが、本当は、人の想像で出来上がっているんじゃないの、って、そういうこと。

言葉は、短いほうが伝わる。

悲劇の恋のほうが、せつなくていとしい。

死んでしまった人は、誰よりも貴い。

そうそう、ライフログなんて結局誰も見ないんだよ、どんなに簡単に見れるようになったって、人はテレビの前から離れない、現実なんて見たくないんだよ。出来上がった「想像力を刺激する」たからばこから目を離すことができないんだ。

夢はいつだって現実より輝いていて、幻は現実になると急に魅力がきえてしまう。

正しいことなんて、現実でしか通用しないんだ。

正しいことは、現実の壁の中。

現実という壁に囲まれた狭いせまい密室で、正しいことを言うとさ、びっくりするくらい偉くなれるんだ、お金ももらえる、きれいな女の人が、横で腕を組んでくれて、すてきな時計も手に入る。

でもね、思い出さないと。

いつか見た光は、いまもあなたの心の中で、あなたに発見してもらうのを、待ってる。
あなたの表現を包み込んで、新たな色を持つの、光は、せかいは、待ってる。

美しさって、なんだろね。

「お前だよ、とまでは、言えるわけないけれど、ひまわりを見に行こう」

お前の奥に、小山田壮平は、何を見ていたんだろう。

人を信じるのはやっぱり美しくて、愛おしい。

あぁ、ちょっと今日は飲み過ぎちゃったみたい。

一度も読み直さずにパブリッシュしているので、また書きなおすかも。(神様が降りてくる創作についてこの記事には書いてないからまた改めて書いてみよう!)

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