ロードバイク Daccordi Opera 1994
はるばるイタリアから購入した中古フレーム,Daccordi Operaが完成したので,詳細仕様の紹介を!
ちなみにこのバイク,ブレーキ&シフトワイヤー,チェーン等の消耗品と,ボトルゲージ,BBを除いて全て中古品で組み上げたものである。

ブルーのフレームにゴールドのロゴ!

フレームのチューブは,コロンバスのGENIUS。ニバクロームである。
正式にはクロモリでは無い。クロモリはクロームモリブテン鋼。
スチールロードを買うときには、チューブの選択が重要だ。 またクラシックロードを買うときにもチューブの種類に注意するべきだろう。 コロンブス社は元々は水道管を作っていたそうだ。 チノ・チネッリに言われて自転車用パイプを作るようになった。 …ozunu.exblog.jp
こちらに書いてあるように,”ニヴァクローム(クローム、ニッケル、パナジウムの合金)は、クロモリ系の中ではもっとも強度が高く、軽い特製を持っている。普通のクロモリだと溶接して熱をかけると、強度が約40%落ちる。ニヴァクロームはたった10%しか落ちず、組織が硬化するという。また普通の金属にはない伸びる性質(伸張性)も持っている。”との事。
また,このフレームは,ラグ溶接では無く,フィレット・シルバー・ブレージングという溶接法で作られている。
八重洲出版「イタリアの自転車工房物語」から引用,フィレット・シルバー・ブレージングについて
”これは銀ロウを使ってチューブをくっつける方法だが,銀が比較的低温で溶けるので,熱によるチューブへのダメージが極力避けられるというメリットがある”
なかなかの掘り出し物を見つけられて満足している。

ダウンチューブのロゴ。結構主張している。

2代目オーナー社長のルイジ ダコルディのサイン。ちなみに初代はサインを入れなかったとの事。2代目社長は今でも自らフレームビルドを行っているとか。

モデル名,Opera

多くのイタリアンバイクブランドのフレームが台湾や中国の企業へ委託し生産されている中,Daccordiは未だにイタリア,トスカーナにある自社工場でフレーム製作から塗装まで行っている数少ないブランド。
今の主流はカーボンフレームだが,それも自社工場生産&塗装。
私のOperaも,エアブラシを使った塗装が施されている。

ここからはコンポ編。
通は「イタリアンハンドメイドフレーム,Daccordiだったらカンパニョーロのコンポーネントで組む以外あり得ない」と言うであろう。でも私は,これまでシマノのコンポーネントしか使った事が無いので,カンパニョーロは使えない。
なので,シマノのコンポーネントで組むしかない。それならば,最上位の DURA ACE以外あり得ないと決心。でも,新品で購入するには財力が足りない。ヤフオク等で中古をコツコツと集めたのであった。
ヘッドパーツは,DURA ACE7410。ロードバイクでは絶滅寸前の1インチスレッド。それもイタリアン規格。
JIS規格は現在も競輪フレームのために生産が続けられており,新品が入手可能であるが,イタリアン規格は絶版品。中古で何とかGET。

シートポストは,DURA ACE 7400。エアロ仕様である。





STIレバー,フロントディレイラー,リアディレイラー,ブレーキキャリパーはDURA ACE9000。

クランクは,ROTER3D。チェーンリングはQ-RINGS50-34T。
他の2台のバイクにROTER Q-RINGSを使っているので,合わせた。



ハンドル,ステムはイタリアの3T。これまた他の2台のロードバイクに合わせ,シャローハンドルにした。

サドルは,イタリアのSelle SMP composit これも,他の2台のバイクと同じという理由で選択。
ホイールは,イタリアのアンブロシオネメシスのアルミチューブラーリムを,SAPIMのバテッドスポークで,DURA ACE9000のバブと組んだ手組みホイール。
タイアもイタリアのヴィットリアコルサチューブラー。
乗ったインプレッションは,後日アップする予定。