宮崎県日南市の油津商店街に行ってきました

Oikawa Ryosuke
3 min readFeb 21, 2017

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宮崎県日南市に行ってきました。もともと漁師町として栄えた油津。いまは広島カープのキャンプ場もあります。

中心にある油津商店街は、専任のテナントミックスサポートマネージャーの方が4年の任期で30店舗近い空き店舗を埋めたことで知られています。

例えば、撤退した大型スーパーをリノベーションした油津yottenとあぶらつ食堂。建物を2つに分けてしまい、間に道をつくることで、新たな人の移動経路をつくっています。商店街なのに内に篭った感じがしない。

サテライトオフィスの誘致も盛んです。

中心になって商店街の再生を行うのが、テナントミックスサポートマネージャーの方と、その方が立ち上げた株式会社油津応援団。最初にaburatsu coffeeを創業し、自らリスクをとる姿勢を示すことで、他の事業主も後に続きやすい雰囲気をつくったとのこと。

いまでは、誘致せずにこども園ができたり、

地域活性化のプランをつくるインターンに参加した学生が、プランを本当に実行に移してつくったゲストハウスFan!-ABURATSU-ができたりしています。すごく良い宿。

この建物の設計は、油津応援団の社員である建築士の方が行なっています。まさに油津の新しい取り組みの応援団。

近くには、海沿いの倉庫をリノベーションした油津赤レンガ館。コワーキングスペースがあって、サテライトオフィスが決まった企業が、すぐ働き始めているそうです。

挑戦できる環境を整える人がいることで、新しい取り組みが次々生まれる日南市。商店街を核として、地域のコミュニティ自体が活性化している印象を受けました。

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