ニュータウンへ舞い戻る
はるひ野という郊外の町に引っ越すことになった。はるひ野とはちょうど10年ぐらい前に、多摩ニュータウンのはしっこにできた最も新しいニュータウンである。僕が子供ころ里山だった丘陵は、数年かけて造成され、その上に建売住宅が立ち並び、真新しいニュータウンとなった。小田急線の新しい駅が設置され、商業施設が整い、住民が徐々に定着してきた。先月、その町にマンションを買った。
昔は多摩ニュータウンが嫌で嫌でしょうがなくて、大学卒業後ロンドンに留学してまでニュータウンという環境から逃走したのに、何を好き好んで再度舞い戻ろうとするのか。