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萩、見島 Hagi Mishimaisland ①


2014年1月1日に山口県萩市の見島という離島に行って来た。

冬の日本海の荒波は激しく、高速フェリー「おにようず」はジェットコースターのように前後上下左右揺れぬ方向は無いほどに揺れていた。延々一時間以上、ひたすら飛行機のエアポケットの中で墜落しているような感覚に近い。客は私一人しかおらず、当初は「うnうn中々揺れるじゃん」と余裕ぶっこいていたが、ものの十五分ほどでダウンしてひたすら横になっていた。水筒を持っていかなかったら水分不足で危なかったかもしれない。

何が悲しくて目出度い正月に一人そんな目にあっているかというと、宮本常一の足跡を訪ねての旅だからである。

この島には「おにようず」と呼ばれる畳十畳分の大きな凧があり、その凧が正月に揚がるということで、見島の風土を見聞することも含めて見に行こうと考えたのだった。

島の奥、海岸の上にひっそりと佇む観音堂

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