エモーショナル・デザイン

ドナルド・ノーマンのエモーショナル・デザインを読んだ。

一番印象に残ったのが、ミックス粉の話だった。便利なものは売れるという考え方はシンプルな考え方だ。でも、便利さの究極を目指し、水を足しかき混ぜフライパンで焼くだけでホットケーキが完成する商品を作ったが思いに反し売れ行きが悪く。その後発売された、たまごを加えてかき混ぜるという一工程を残した商品は売れ筋が良かった。

便利さの追求として過保護なクリエイトをしてしまうと、体験する側の達成感まで損なわれてしまう。道筋は整えるが、体験する側の貴重なステップアップや達成感まで奪ってはいけない。受け取る側の体験を考えながらデザインするということはやはりとても大切なことだ。