スクラムフェス新潟における行動規範(Code of Conduct)について
初の開催である、スクラムフェス新潟2022に参加していただいた方には心より感謝しております。
この度、参加者の方からスクラムフェス新潟をより良くしたい思いとともに、アンチハラスメントに関する勇気あるフィードバックをいただきました。
実行委員一同、改めて行動規範(Code of Conduct)について話し合いましたので、「フィードバックの内容」と「今後の振る舞い・あり方」についてご報告します。
参加者の方からいただいたフィードバックの内容について
フィードバックの内容は以下の通りです。
- ネットワーキングパーティ中のDiscord上で、知人の容姿について評価する発言があった。
- ネットワーキングパーティ中に女性を知人に対して紹介する際に「華を連れてきたので〜」という発言があった。
- ネットワーキングパーティ中にジョーク交じりの性的な発言があった。
フィードバックの内容の事実関係について
事実関係を調査したところ、フィードバックの内容が事実であることを確認しました。この方々には、アンチハラスメントに対するフィードバックを伝え、行動規範(Code of Conduct)への理解と協力をお願いしました。
行動規範(Code of Conduct)を明示できていなかったことについて
そもそもスクラムフェス新潟を開催するにあたって、行動規範(Code of Conduct)についての明示がなかったことを反省しております。
今後はRSGTの行動規範などを参照し、実行委員一同、参加者の皆様と共に改めてオープンな場での振る舞い・あり方を一緒に考えていきたいと思います。
オープンな場での振る舞い・あり方について
今回の件をきっかけに、我々はそもそもオープンな場において望まれる振る舞い・あり方とはどんなものかを考え、話し合いました。
我々は可能な限りルールや規範で場を縛りたくないと思っています。
その場に居合わせた実行委員、参加者含めて、全員でその意識を持ちつつ、適切でない振る舞いが見られた場合には違和感を表明し、その事柄について話し合うような振る舞いができる場を作りたいと思っています (可能な限りこのようなケースは減らしたいですが、起こることもあるかもしれません。そんな時には、「ちょっと待ってください、今の振る舞いは大丈夫ですか?」「その振る舞いはどうなんだろう?」「私にはその表現はちょっとひっかかりました」などと表明し、話題を避けずに考えて行動していく未来を一緒に目指していきたいです)。
本編であっても、ネットワーキングパーティのような砕けた場であっても、さらにはカンファレンス外の場であっても、オープンな場での振る舞い・あり方についてはまだまだ議論の余地があると思います。
フィードバックをくださった参加者の方と、この件について一緒に考えてくださった皆様に改めて感謝いたします。
事前にすべての参加者を含めた、振る舞い・あり方に関する意識合わせができていなかった事、またその場に居合わせて不快な思いをされた方に深くお詫びいたします。
今後もより良いスクラムフェスを作っていく為に、振る舞い・あり方について継続して考えていきたいと思います。
より良いフェスを一緒に作っていきましょう。
更なるご意見、ご感想のある方は、お気軽に scrumfestniigata (at) googlegroups.com までお願いします。
スクラムフェス新潟実行委員会