サイバーレンジ演習の受講体験記

研究室の裏庭
Nov 1 · 4 min read

(今回は、交換留学生による初の実名出しの記事になります。)

日本に来た背景と目的

私は、インドネシアのガジャマダ大学情報科学科3年生のアディファと申します。現在、明治大学との交換留学制度を活用して、2019年の9月から明治大学理工学部情報科学科の2年生として、日本でのキャンパスライフをエンジョイしています。

謎研究室でのゼミ(学部3年生)での発表の様子:Dockerの利用についての説明

私が、インドネシアで大学進学時に情報科学科を専攻に選んだ理由は、コンピュータサイエンスに興味があったからでした。大学でコンピュータサイエンスを2年間学んでみて、私にはコンピュータの知識がないこともあり、すごく難しい内容ばかりでほとんど頭に入らない状態でした。もう3年生にもなるので、なんとかしないといけないとインドネシアで考えていました。

そんな中、明治大学との交換留学制度を知り、日本の大学に行くことが小さい頃からの夢でもあったので、明治大学に留学することに決めました。留学することによって新しい環境でのスタートとなりますので、また気合いを入れて勉強に励みたいと思っています。


サイバーレンジ演習を受けてみて

留学期間中、明治大学理工学部情報科学科の講義科目を自由に選べるのですが、こちらの指導教員の先生に、サイバーセキュリティの演習を受けてみたらと勧められ、明治大学理工学部情報科学科の実習科目のサイバーレンジ演習を、9月30日から10月21日の毎週月曜に4回受講してみました。

(サイバーレンジ演習に関しては、過去ブログ「3年間のサイバーレンジ演習を振り返って〜2016年からの歩み〜」をご参照ください。)

サイバーレンジの演習を受けてみて一番に思ったのは、すごく面白いなということです。

今まで、「標的型攻撃」や「SQLインジェクション攻撃」などは名前だけは聞いた事があったのですが、それがどういうものなのかは私には全く想像できませんでした。

この演習では、ネットワークシステムを操作しながら、攻撃を実際に行ってみたり、攻撃の結果、サーバなどに残る痕跡を解析したりして、サイバー攻撃に対してどのように対処すれば良いのかを自分たちで操作をしながら学習できるので、初めて標的型攻撃やSQLインジェクションがどういうものなのかを(体験的に)知ることができました。

演習の様子:ダウンロードした痕跡を特定する演習

(仮想空間上での)サイバー攻撃の手順や、ツールの使い方の説明も全て詳しく書いてあり、演習がとてもやりやすかったです。ログの解析やメモリ解析など所々難しいところはありましたが、2人1組でやっていたので、パートナーと一緒に答えを探しながら進めていくのが楽しかったです。

演習の様子:ブラウザの閲覧履歴を解析する演習

今はもうネット社会で、サイバー攻撃が身近に起こるので、こういった知識を得る事はとても大切なので、いろんな人に体験してみてほしいなと思いました。


今後の予定と、留学生へのメッセージ

今後日本では、ここでしかできないことを勉強して色んな知識を得て、将来的にはインドネシアと日本を繋ぐ仕事につけたらいいなと思っています。

今も日本で学んでいる留学生や日本への留学を控えている人たちには、不安や心配なことも沢山あると思いますが、楽しんで一緒に頑張ってほしいです。

2019年10月31日撮影

2019/11/02 アディファ

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