

レスポンスの仕様とそれぞれの権利
表示する/しないの法則
Mediumは記事の下にレスポンスの欄があります。その記事を読んだ人がそこで意見を書けます。書いたものは記事のひとつとして扱われます。
さて、レスポンスがたくさんある記事を見るとわかりますが、初めから表示されているレスポンスとShow moreを押してから表示されるレスポンスがあります。


画像はパソコンで見たときのShow moreボタンです。スマフォのアプリの場合も見た目は違いますが同じようなボタンがあります。なぜこの表示される/されないの違いがあるのか。表示のルールは以下の通り。
- 記事の作者からブロックされている人が書いたものは表示もされないし、Show moreを押しても出てこない。
- 記事の作者が書いたものは表示される
- 記事の作者がRecommendしたものは表示される
- 記事を見ている人がフォローしている人が書いたものは表示される
- 記事を見ている人がフォローしている人がRecommendしたものは表示される
- その他のものはShow moreを押してから表示される。
わかりにくいので図にしてみました。


MediumはMediumを秩序ある環境にするため、デフォルトで「Show moreを押したら表示」にしておき、信頼するネタがある場合には格上げして「初めから表示」にする、という考え方をしています。これはわかりやすいです。
ややこしいのはブロックのほうで、記事の作者からブロックされている人のレスポンスはその記事のページには出てきません。が、ブロックされている人のページには出てきますし、他のリスト(検索結果など)にも出てきます。
記事の作者(Aさん)、レスポンスを書いた人(Bさん)、Mediumのそれぞれの立場からこの仕組みを見ると…
記事の作者(A)が気に入らないレスポンスがあった場合、記事の作者(A)としてはShow moreを押しても表示させたくない、記事の場所は記事の作者(A)の場所なのでMediumはその意見を尊重する。拒否されたらレスポンスの作者(B)はあきらめるしかない。しかし、Mediumはレスポンスの作者(B)の記事公開の権利を認め、そこ(Aの記事)以外の場所ではレスポンスを記事のひとつとして扱う。それには記事の作者(A)の要求は及ばない。
となります。


Mediumは当然、全てをコントロール出来るわけで最大の権力者ですが、双方のユーザーの権利も立てていることがわかります。一見ややこしく見える仕様ですが、三者それぞれの権利で収まるべき場所に収まったかなという気がします。
ちなみにRecommendしてブロックした場合はどうなるんだという気がしますが、そんな非現実的な状況について述べるのは記事がダサくなるからなのか元の英語(下で紹介)の記事には書いてません。たぶんブロック優先と思いますけど…
みなさんレスポンス活用していきましょう。
おしまい。
とはならずに、この記事をさらにややこしくさせる仕様があって、細かすぎて伝わらないMedium論としてはこれもチェックしておきたい。それはレスポンスを見たくないときは隠すことが出来るというもの。設定箇所は記事(公開後かな?)の最後にあります。Hide responsesという項目です。


隠した時はどうなるかというと
- 記事にはレスポンスは表示されない。レスポンス数の表示もされない
- 記事にはレスポンス非表示のメッセージが表示される(レスポンスは非表示になっております的なやつ)
- レスポンスボタンは表示される。そこからレスポンスを書くことが出来る。書いたレスポンスに元記事へのリンクが貼られる。
- レスポンスが書かれても記事の作者に通知されない
- StatusのReferrers(どこから記事にアクセスしてきたか)でレスポンスが書かれていることを知るかもしれない
これも先ほどと同じように権利という面で見ると
記事の作者がレスポンスを見たくないときは、それが尊重され記事の下にはレスポンスは表示されない。レスポンスがあっても存在がわからないようにされる。しかし、誰かがレスポンスを書くことは許可されていて、書いたレスポンスは元記事以外の場所では通常のレスポンスと同じように扱われる。
この仕様の必要性には心理的な要因がかなり強いので、そのシチュエーションになってみないとありがたみがわからないですが一応紹介しておきます。
参考(英語)
Conversations happen on Medium. But with the increased popularity of Responses, we began to realize these conversations…medium.com