小さな天才になるための46のルール

年始に何から始めるか、というのはその年にどんな過ごし方をするか、ということに大きな影響があるんじゃないかと思っています。

今年の最初は、実はある翻訳本の推薦文、からのスタートでした。

依頼主はBNN出版の、常に骨太のデザイン本を作っている村田さん。締め切りは1週間以内、というやや無茶なお話でしたが、偶然にも今年個人的に取り組みたいテーマであった「創造性を発揮させる日常の習慣作りの研究」と合致したので、これもシンクロニシティ?ということで引き受けさせてもらいました。

その本は、「小さな天才になるための46のルール」という本です。

小さな天才になるための46のルール


「天才」って言葉は、ほとんどの人にとって「自分とは関係ないよなあー」と思わせてしまうキケンな言葉でもあるんですよね。

でも、今の時代って天才とか、クリエイティブとかいう 本当に偶発性によって生まれていた特別な存在への道が、 実はそんなに遠くないと気づく人が増えてくる、そんな時代なんじゃないかと思っています。

でも、クリエイティブな生活を日々行う、というのは、カッコイイものでも、チャラチャラしたものでもなく、どちらかというと頭のイメージとのギャップをプレッシャーに感じたり、なかなかパズルのピースがかみ合わなくて諦めて寝るそんな日々を繰り返す、とってもスッキリしない日々を過ごすということでもあります。

そんな時に、自分がやっている地道な日々の営みが、自分の元々持っているかもしれない「創造性」への泉に少しでも近づくことなのかもしれない!と思わせてくれるのは、一番この生活を続けるのに勇気がわくことです。

長くなりましたが、この本は、そんな自分なりの創造性=天からもらった才脳があると信じて、毎日を過ごしたい人に向けたコーチのような存在です。

この本は、クリエイティブな人が日々している習慣を46のルールとしてまとめています。その多くは、あまり言語化しないかなり本質的なものばかり。

どうやってイノベーションを起こすのか
RULE 1 ルールを打ち破れ
RULE 2 欲しいものを望め
RULE 3 考える前に感じろ
RULE 4 まだないものを見通せ
RULE 5 より大きな問いを立てよ
RULE 6 問題の枠組みはタイトに
RULE 7 「森」を見よ
RULE 8 「虎穴」に入れ
RULE 9 「斜め」にアプローチせよ
RULE 10 衝撃を待て
RULE 11 「美」をものさしに

どのように仕事に取り組むべきか
RULE 12 デザインはすばやく、決断はじっくり
RULE 13 静的な要素にはリニアプロセスを
RULE 14 リアクティブな要素にはダイナミックプロセスを
RULE 15 隠された構造を突き止めろ
RULE 16 関連要素の表現を統一せよ
RULE 17 形に合った機能、機能に合った形を
RULE 18 退屈させるな
RULE 19 驚きは注目を集めたい箇所へ
RULE 20 意識的に美学を用いよ
RULE 21 スケッチ、模型、プロトタイプで可視化せよ
RULE 22 ゴチャゴチャを歓迎せよ
RULE 23 アイデアのテストは実際に近い状況で
RULE 24 シンプルに

どのように学ぶか
RULE 25 学び方を学べ
RULE 26 信念ではなく好奇心を出発点にせよ
RULE 27 自分ならではのプロジェクトに取り組め
RULE 28 「ヒーロー・ファイル」を作れ
RULE 29 オリジナリティに投資せよ
RULE 30 戦略的に学べ
RULE 31 苦手分野の底上げをせよ
RULE 32 「幸福の圏内」に長居せよ
RULE 33 ためになる失敗をせよ
RULE 34 教育的なフィードバックを求めよ
RULE 35 情熱の炎をかき立てろ
RULE 36 自分独自のスタイルを確立せよ
RULE 37 練習を重ねよ

どうやって違いを生み出すか
RULE 38 「これ! 」と思えることを見つけて全力投球せよ
RULE 39 ひとりきりの時間を作って集中せよ
RULE 40 粘り強くやり遂げろ
RULE 41 グッドデザインを追求せよ
RULE 42 ていねいにまわりの支持を集めろ
RULE 43 人のせいにするな
RULE 44 つながれ
RULE 45 自己実現の道を突き進め
RULE 46 新たなルールを創り出せ

この本は、答えをくれるというより、あなただけが持つ創造性を発見していくプロセスを一緒に伴走してくれるコーチのような本だと思います。

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