モチベーション 0.0

気分の浮き沈み、モチベーションの上がり下がりは誰でもある。1日の中でも浮き沈みがあるくらいだ。

最近、自分も含めて周りの人を見ていて、いかにモチベーションをコントロールできるかが生きていく中で重要なんだなと感じる。自分の生きている時間の中で大部分を占めている『仕事』に対するモチベーションをコントロールすることは、生きていく中でも本当に大切だ。仕事に対するモチベーションが下がってしまうと、生きていくのも辛い。自分でコントロールできる部分と、できない部分がある。自分でコントロールできる部分は何か、コントロールのポイントは何なのか、というのを理解するだけでも随分違うのではないだろうか。(自分でコントロールできない部分は環境を変えるしかないのかもしれない。)

先日、僕が所属しているシェアオフィス『ハーフハーフ』でインタビュー講習会を簡単に開いた。その時に使ったモチベーショングラフというものを使って自分が仕事に対するモチベーションはどこか、どんな時に変化が起こるか、という点を多少なりとも可視化することができる。今回、これを紹介しつつ自分のモチベーションの原点『モチベーション 0.0』について考えるきっかけが生まれればと思い、衝動的に書いた。

先日ハーフハーフで行ったインタビュー講習の様子

ちなみに、インタビュー講習会は結構盛り上がった。ハーフハーフメンバーを知るきっかけになったっぽく、面白がってくれたのでよかった!

モチベーショングラフ

図1:モチベーション記述シート ※顧客視点獲得手法AIm のフレームワークの一部

図1は、富士通研究所が開発した顧客視点獲得手法AImのフレームワークの一部として使われているモチベーションを記述するシート。少しカスタマイズ。自分が入社(仕事を始めてから)してから現在までの『仕事に関する気持ちの浮き沈み』を記述する。シートをわざわざ用意しなくても、紙とペンがあれば簡単に書くことができる。

これまでの気持ちの変化を可視化する

図2:実際に記述した例

図2は、実際に気持ちの浮き沈みを記述した例。入社したての頃を思い出してみて現在に至るまで、気持ちの浮き沈みをグラフとして描いてみる。「あーあの頃、こんなことがあったな」というように、ざっくりで良い。(ラフに描く人もいれば定規を使ってきっちり描く人がいて、面白い)中央の線から上は、気持ちが上向いているポジティブな時、中央線から下は、気持ちが下向いているネガティブな時、というイメージで。

浮き沈みの『変化』に着目する

図3:気持ちの変化に着目する

グラフにしてみると、大きな変化やあまり変化がない部分が発見できる。この変化に着目する。あれ?なんで変化したんだっけ?という風に。変化する時には必ず出来事がセットで、気持ちと合わせて出来事を記述していく。

気持ちが浮き沈みした『出来事』を記述する

図4:浮き沈みが起きた出来事を簡単に記述した例

図4のように、浮き沈みしている部分に出来事を記述していく。気持ちが変化している背景には必ず「印象的な出来事」がある。気持ちの変化には出来事が表裏一体で、この出来事を記述していくことで自分がどんなコトに気持ちが上がり、下がるのかがよくわかる。出来事に対して、考察してみたり、なぜだろうを繰り返して行くと、自分の気持ちが変化するポイントにたどり着くことができる。ひょっとして僕ってXXXな時に気持ちが上向くかも?というように。これを見つけ出すことができれば、自分のモチベーション原点を少し把握することができる。そうすれば、自分のモチベーションをコントロールすることができるのでは、と思ったのがここ最近である。なんなら周りの人のモチベーション源を知っていれば、他人のモチベーションすら上げてしまうのでは、とも思った。

モチベーション源は各個人でもちろん違う。ただ、ちょっとした法則があって、所属する組織と職種で多少分類することができる(色々な方にインタビューを重ねていくとそんな気がしてきている)。人は環境にかなり強く行動が左右されるので、その影響が大きいと思う。なので、自分が置かれている環境という側面から自分を構造的に見てみるのも面白いと思う。

モチベーションを自分でコントロールする

僕自身は、デザインが好きなのではなくてデザインというアウトプットを通して、人が何を感じどんな風に行動が変化するか、というbefore / after に強い興味があるし、ここがモチベーション源だ。なので僕は、デザインしたものに対してユーザーにどんな変化を与えているかに着目し「実際にユーザーに会い行って、話を聞いてくる」ことを実践している。超簡単。誰かに聞いてきてもらい報告してもらうのではなくて、自分の耳で聞く。これをモチベーションが下がったときに定期的に行って、ガソリンを補充している。これで1ヶ月は全力で走れるくらいには保てる(笑)。

自分のモチベーション源を知ることで自分をコントロールできる。自分のモチベーションを上げる具体的な『出来事』を知り、出来事を実践していく。これだけ。

モチベーションの原点を身近な人に共有しておく

身近な人に自分のモチベーション源を把握してもらっておくのもいいなと思っている。沈んできたらなんとなく察知してもらえるかもしれないし、自分だけでコントロールせずに身近な人に良いアドバイザーになってもらうと良さそう。例えば彼女とか奥さんとか旦那さんとか。

最後に

先日、『モチベーションは自分で取りに行くもの、ということに気づいた』という言葉を発したエンジニアさんの言葉を思い出す。これまた、一人のエンジニアの行動を変化させたという実感があって、こっちまでモチベーションが上がった。

日々こんなことを考えているのが好きで、最近はデザインはそんなに得意ではないことも重々わかってきて、デザイナーという肩書きをやめた。

※こんな感じの若手の仕事観に焦点を当てたゆるいトークみたいなのをハーフハーフでやりたいと思っています。需要あるかしら。

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