#zatsudan、してる?

仕事のはじまり。プロジェクトのはじまり。いつもチームで何かをはじめようとするときは、みんな探り探りだ。そんなとき、Slackでグループを作る。

チームは、時間が経過していくにつれて成熟していく。共に同じ時間を過ごした分だけ、阿吽の呼吸でチームの連携が取れる。チームワークの心理学」では、チームの発達度を「幼年期→青年期→壮年期→老年期」として時系列で表現している。壮年期は、メンバー同士が互いの役割を理解して高度なコラボレーションができている状態のことを指す。

「壮年期チーム」を作るにはどうしたらいいのだろう、とふと振り返ると、面白い発見があった。

所属するクリエイティブレーベル「nor」や、お手伝いしているすごい旅人求人サイト「SAGOJO」など、いつも良い感じで活動できているチームには、Slackに「#zatsudan」というチャンネルが存在することを発見した。

その名の通り、雑談するチャンネルである。#zatsudanチャンネルでは、くだらない話がポンポン投げられる。ダジャレ、クソアイデア、下ネタ、ラーメンの画像、失恋話など、様々だ。本筋のチャンネルよりも異常に盛り上がっている。少しSlackから目を離すとスクロールしきれないほどの投稿数になる日も多い。

僕は、この #zatsudanチャンネルこそ、チームが良い感じに動く土台だと気づいた。

例えば、#design チャンネルでは、デザインのこと以外は投稿しづらい雰囲気がある。ちょっとかっこいい系の発言をしないといけない。#dajare チャンネルでは、ただのダジャレではないけない。面白くシャレの効いたことを言わなければ誰もレスをしない。あげく投稿をDeleteする。

チャンネル名によって、ハードルが設定され、発言が知らないうちに制限されている。

しかし、#zatsudan チャンネルは絶妙に「なんでも言える」チャンネル名となっている。発言のハードルが低く、議論の妨げにもならない。Twitterにも書けないような仲間内での何気ない会話がオンラインで行える。さらに、酔ったときにはエモいことも書いても許される。

#zatsudanチャンネルの中で会話量を増やすことで、コミュニケーションが活発化して、チームが良い感じになる。この#zatsudanチャンネルが走り始めたら、チームは自走し始めている。

チームが結成されたら、まずSlackグループを作り、#zatsudanチャンネルを立ち上げる。そして、朝起きたら「今日も暑いわー」と投稿する。以上である。そう。チームは#zatsudanから始まる。