Elon Muskの目指しているBCIプラットホームについて

今年4月から学んだことをそろそろまとめてたりしようかなと思ったので、

Sawako Ono
Aug 23, 2017 · 5 min read
Photo credit: What is Neuralink and how does Neuralace work?

まずはイーロン・マスクについての記事をまとめてみます!

メディアWait but whyのCEOが書いた長い記事『Neuralink and the Brain’s Magical Future(Neuralink(イーロン・マスクの立ち上げた会社)と脳の魔法的未来)』を読んでのまとめ

「汎用的人工知能が完成された未来に、人間はペット化されるかもしれない」と危惧したマスク氏

「人間が無理でも、人間の脳がAIと会話できればいいのだ!」ということで、どうやったら作れるのかを検証してみたそうだ。

Lasikのように機械で自動化して大量生産が可能な全脳インターフェースを仮にWizard hat(魔法の帽子)とこの記事では言い換えている。
Wizard hatの機能:人間同士や機械同士が感覚や思考でコミュニケーションできる自分の中にAIが介在考えただけでネットという膨大なデータにアクセス可能。自分の脳にダウンロードも可能

課題1:新しいBMI「ミクロンサイズのデバイス」の開発

期間:4年以内
対象深刻な脳の病気を患っている人に向けて
*ミクロンとは、髪の毛よりも細いサイズ。

Photo credit: Wait but why

目標:現段階で「小さい」といわれているのは、UC Berkeleyの開発したNeural Dust(長さ3mmのボディに約1mm角のキューブが乗った形状)で、その研究者(リーダーはNeuralinkのメンバー)らは、さらにこれを縮小して最終的に毛髪の半分の太さしかないバージョンを作ろうとしている。

課題2:神経革命をするにはどうしたらよいか

障害1:一度に200個以上の電極を人間の脳に入れたことはなく、とてもシンプルなメッセージを伝えることでさえ数百もの電極では足りない。
→解決策:世界を変える「100万個の神経を同時に記録」するインターフェース。

(*現状:広域に使えるBMIを作るには10万個の神経を必要とし、約500個の神経を同時に計測できる200個の電極が最大である。18ヶ月毎(Moore’s Lawムーアの法則)に500個足しても100万個達成するには5017年になるが、我々がコンピュータ・トランジスタで経験したように、18ヶ月毎に倍の1,000個を追加できれば、2034年には100万個に到達する。)

障害2:侵襲的な脳の手術は高額且つ、医師数が限られている。
→解決策:Lasikのように、機械が自動で埋め込み手術をする。

Harvard大学が製作中のneural mesh。 ナノスケールの電極が並んでいる。

Elon Musk「 大腿動脈を通り、血管系が神経細胞と相互作用するための最小限の侵襲技術。神経はエネルギーをたくさん使うので、全ての神経細胞のネットワークの道となる」

上記neural meshの埋め込み方

障害3:ワイヤレス(無線)のデバイスを作ろうとしているが、新たな開発が必要となる。
→解決策:データを無線で送受信をするために信号を埋め込み、アナログとデジタル間で交信をさせ、ワイヤレスパワーワイヤレス充電が必要。

障害4:生体適合性。人体は外部物を体内に入れることは必ずしも好まないが、脳のインターフェースは、将来的には何の問題もなく何十年も維持できるものであるべき。
→解決策:体内への侵入者のようなデバイスを埋め込むと傷口を治す組織により覆われることを利用して、普通の脳の一部とみなされるようにする。

障害5:空間の問題。1,000億個の神経がある脳内に、どのように100万個ものニューロンと交わるデバイスを置くのか。現状、電極のほとんどは、電極の記録または刺激と単一機能に最適化している。現在の技術で100万個もの電極を使おうとすると、野球 ボールの大きさになる。
→解決策:更なる小型化が革命的発明の一つ。また、神経物質と連動して記録して刺激する電極を作る必要がある。

障害6:上記全ての条件が整ったとしても、どうすれば神経とコミュニケーションをとればいいかがわからない。
現状:人間は数百もの神経と同時に話すことは不可能だが、一組の特定の発火が何に反応するかを学んだり、簡単なコマンド(命令)にそれらを結びつけたりしている。
→解決策:機械学習を飛躍的に向上させ、脳とコミュニケーションをとることを可能にする

以上の障害を乗り越えると、「神経革命」が起こせるのではないかとしている。

Wizard hutの作られ方。Photo credit: Wait but why
)
Sawako Ono

Written by

フリーランサー。Marketer at Startup, Trader and Advisor on Finance, Translator

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