「僕とカミンスキーの旅」

満足度10の6くらいか。オフビート感がここちよい、観て損ではなかったな、という映画。でも、なんだかぐわっとはつかまれなかった。なんだろう?自分の感受性がにぶったかな、とも思ったり。例えばフランソワ・オゾンとかとくらべると何がちがうんだろうなと。

晩年の盲目の画家と、その画家の伝記を書いて一発当てようとたくらむ鼻息あらい男の物語。なんだかんだとあるうちに画家の昔の恋人に会いにいくために車に乗りこんで走り出す。

全体的にはロードムービーの定番らしくアクの強い凸凹コンビが最後には心かよう物語で、要所要所にカットインする非現実なシーンがアクセントになっている。画家は盲目なのか、ぼんやり視えているのか、あるいは盲目のフリをしているのか。登場人物のセリフもどこまでが本当か分からない。嘘と本当がいりまじる世界観。ちょっとサイケデリックというか、嫌いじゃない感じではあるものの、スーッと流して観れてしまった。

そうそう、世界の名画をモチーフにしたエンディングは見事な出来でした。あれはクールだね。

http://meandkaminski.com/

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