新入社員研修を頼まれたら?準備もメンタリングも1/3の時間で効果的に

新たな社員がチームに入ってくるときは言うまでもなく研修が重要です。

ですが、研修を充実させようと思うほど、準備の手間もかかりますし、OJT期間中はいつでも相談に乗れる研修担当者が必要となり、受け入れチームの負担は常に課題ではないでしょうか。

この負担をもう少し見ていきますと、以下のような状況があるからだと思います。

1. レクチャー用のコンテンツ準備の手間

研修の手間を抑えるために、教材を使いまわしたい所ですが、チームの開発環境や開発方針などの変化も早く、「このコンテンツは古くて使えないなぁ」というのもよくある話です。

そこで新たに研修用に教材を作成するとなると何時間もかかる時がありますし、別のチームでも似たような研修をしていた気がするけどそのままの教材では使えないなぁ、となる時もあります。

2. つきっきりのメンタリングは困難

OJTとして開発プロジェクトに入っても、慣れるまでは至る所でつまずくので、頻繁なメンタリングが必要です。

具体的に何につまづいているのか、困っているかの把握だけでも時間を要することが度々あります。というのは、わからない人ほど、自分がどこで何に困っているか特定できず、上手く伝えられないことが起きがちです。指導側で引き出そうとすると、状況を一から紐解く必要があり、状況把握だけでも一苦労です。

また、指導できる人が忙しいと、つまづいたタイミングでは支援できないし、教わる方も声がかけづらいことが往々にしてあります。

こういった課題はScrapboxの出番です。

教育コンテンツはScrapboxページの手直しだけ

チームに共有すべき情報は、日常業務で記載されているので、レクチャーの際は、必要なページを探すだけで準備が完了します。

目次を作成してリンクを張り付けておけば、研修コンテンツができあがります。講義式の研修の場合は、Scrapboxのプレゼンテーション機能でそのまま投影します。

今後の研修の効率化を踏まえると、その場でマニュアルを更新することも大切です。受講者の質疑をその場で追記すれば、マニュアルで回答できる範囲がさらに広まります。回答まですぐに書く必要はなく、その場で質問を書いてもらえれば、それを見た他メンバーが回答を書いてくれます。

ピンポイントでのメンタリング(OJT)

Scrapbox上で進捗とともに、「どこで困っているか」が具体的に共有されるので、アドバイスをコメントすれば解決が期待できます。

悩みを書いてくと誰かが助けてくれる

そしてポイントは、「チームの誰もが助けになってくれる」ことです。 「ここを誰か教えてください」と書いておけば、指導担当者が不在でも、チームで気づいた誰かが助けられるようになります。そうなると、指導が滞りなく行われるだけでなく、新メンバーとチームメンバーが接するきっかけにもなるので、チームビルディングの上でも有効だと思っています。

このように日常業務の情報がScrapboxに蓄積されるほど研修の負荷が軽減されるため、Notaでは準備時間やメンタリングの負荷が1/3になりました。