トリクルを作った想い -インターネットにとどまらない、インターネットサービスを-
5月11日、トリクルという出品代行サービスをリリースしました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000033475.html
トリクルは売りたいアイテムをスタッフが家まで取りに来て代わりに出品する、というサービスです。
リリースから多くのメディア様に取り上げていただき、使ってくれたユーザーの方、著名な方々、友人が拡散してくださりました。まさかここまでになるとは、、という感じの拡散量で感謝しきれません。
多くの方から「応援しています」とコメントをいただきました。こんなに応援していますって言われるのか、、とかなり戸惑うくらい応援をいただき、それを励みに前進しています。本当にありがとうございます。
利用したいと思ってくださっているユーザー様には、半日でほとんどの予約が埋まってしまい、ご不便をおかけしてしまい申し訳ございません。体制をしっかり整え、多くの方が使えるように頑張って行きます。
何も考えない、めちゃくちゃ楽なサービスを
ぼんやりとですが、サービスの方向性として上記のようなコンセプトを考えていました。情報やサービス、機会が広く提供され、僕らは自分の意思に向かって突き進むのがより簡単になったなあと感じています。
自分の時間価値はより目的達成のため、または自己充足感を得るために高くなっていき、意思とは無関係な、必要なタスクへの抵抗感が高まっているんじゃないかと感じていました。
僕の場合は日々の洋服の意思決定、歯磨きや風呂、食事など、かなり決まったルーティンの中におさめ、ほとんど何も考えなくて良い状態を作っています。それはやっぱり、事業を作るのが好きで、起業家として、社会とユーザーに価値を提供することに全力で向かいたいから、という理由が1番です。
僕と方向性は違えど、人それぞれ人生において重要なことに、自分の時間を多く使いたいと思うのは自然ですし、選択肢がひらけた今だからこそ、選んだ選択肢に対してのコミットメントがより強い社会になっていると感じています。
誰かの人生にとって大事ではない、でもやらないといけない事の外部化を思考せず、超絶簡単にしたいと思ってトリクルを作りました。
なのでトリクルではできるだけどんな商品でも受け付けるようにしています。体制や法律上難しいこともありますが、ここは一刻も早く解消して行きたいと思います。
まずは身近な人のために、良い体験を作りたい
ヒアリングを重ねている間に、売るプロセスがめんどくさい、というニーズがかなり強いのを感じました。実際に二次流通のマーケットも開かれているけど、人によっては面倒なんだなあというユーザーの気持ちを肌で感じました。
多くのソリューションがある中、それでも僕らが社会にとって、ユーザーにとって頑張って提供できる価値ってなんだろう、とめちゃくちゃ考え、ユーザーにぶつけて見て、そしてたどり着いたファーストステップが、まずは身近な人に、超絶良い体験を作ることでした。
これから先、より多くの方に良い体験を作るために、どんな展開をしようかは日々ブラッシュアップしています。ただ、自分よがりにならず、絶えずユーザーとの対話、データからの分析で道筋を見つけて行きたいと思います。
できるだけ早く、価値を多くの人に提供できるように、そして大きい価値になるように、頑張っていきます。
インターネットを通して、圧倒的に社会やユーザーに対して価値のある存在になりたい
僕らが目指しているのは競合を倒す、みたいな事でもなく、時価総額№1とかでもなく、社会やユーザーが何を求めているのか、どんなバリューを出せるのか、出したいのかを追求し、形にし、実現する集団になる事です。
別に僕はユーザーや社会が満足するなら誰が課題を解決しても良いと思っているし、それが僕らでなかったとしても良いと思っています。大事なのは変革に自分が関わっていたかではなく、変革したかです。
ただ、そんな中でも僕らなりの旗の上げ方をやってみたいし、それで選ばれたらそれは超楽しいよね、という想いがあります。圧倒的に価値のある存在になれるとも思っているし、そこを目指さなければ意味がないとも思っています。
しがらみや争いに巻き込まれる事もありますが、そういった事からはできるだけ離れ、真摯に僕らができる事、やるべき事を追求し、サービスとして、プロダクトとして「形にして」皆さんに届けたいと思います。
インターネットを超えるインターネットサービスを
最近、自分が、Spiceが、作るプロダクトのコンセプトはここに集約するんじゃないかなと思っています。インターネットだけにとどまらず、リアルも含めたインターネットサービス。圧倒的に難易度が高いですが、やっていきたいと思います。
(今度トリクルを作ったプロセスもブログとして書く予定なのでその時にまた詳しく伝えれればと思います)
今、社員1桁メンバーがまだまだ空いています
大きい事は語れど、目の前もしっかり着実に、かつスピーディに前進させなければ意味がないなと日々実感しています。
そのためにはもっと多くのメンバーと前進しなといけません。
どんなポジションの方でも、少しでもサービスや会社が気になった方はお茶でもしながらお話させてください。
Twitter:@seikatok