名著「アイデアのつくり方」には、理想の人生を送る哲学も書かれていた。

広告に携わる仕事をしていながら、これまで読むことのなかった名著「アイデアのつくり方(ジェームズ・W・ヤング)」。たった800円で本文は100Pにも満たない薄い本でありながら、長く読み続けられているのはなぜか。帯文に書いてある言葉がすべてをあらわしていると思う。

「60分で読めるけれど一生あなたを離さない本」

ホント、この言葉どおりです。アイデアを生み出すための本質がシンプルに書かれていて、これ以外のことは要するにテクニックでしかないのだと思う。一番有名なのは、「アイデアは新しい組み合わせである」という言葉。どうしてもゼロからイチを生み出すのがアイデアだと思いがち。ダヴィンチやアインシュタインのような真の天才には当てはまることかもしれないけれど、ぼくたちのような凡人がアイデアを生み出すなら、正直これしかないんじゃないか。クリエイティブな仕事をしている人だけじゃなくても、きっと使えると思う。

ちなみにぼくは、竹内均さんが本書の解説ページで語っている「理想の人生」についてが、何よりも有用なことではないかと思っている。これもまたシンプル。

①好きなことをやり
②それで食べることができ
③その上それが他人のためにもいささかの役にたった人生が自己実現の人生であり、理想の人生である。方法論や道具はそのためのものであり、本末を転倒してはならないのである。

いかが?もう、これ以上ないくらいシンプルで、わかりやすいでしょう。思わず手帳に書き写すくらいに、しっくりきた。これからは、これを理想の人生として生きていこう。

アイデアの話とは少しずれるけれど、この「理想の人生」の真髄に出会えるというだけでも、とても価値のある本だと思う。ぜひ、ぜひ。

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