老婆心とか自己顕示欲とか

美容院にいったときに新人の元気な子が担当してくれた。その子の対応に自分は満足している。カットは終わり、最後のセットもその子にやってもらうことになった。すると、そこにベテランのスタイリストが現れ、こんなことを言う。「ワックスをつけるときは、まず全体に馴染ませる。そうしないと、どこか一点にワックスが固まってしまうから。分かった?」という。

こんな注意をベテランスタイリストはお客(自分)の目の前で言ってくる。お客の前でそれを言われてしまう新人は、あなたは間違った施術をしてしまっていますよと、お客さんに伝えられたことになる。そして、ベテランスタイリストは、自分の優位性みたいなものを自分に見せつけたことになる。

この行為、当のお客である自分にとっては気分はよくない。それは、その子の対応に満足しているところに、ベテランスタイリストの老婆心からか自己顕示欲からなのかは分からないが、突如として現れ、その新人の感情を捻じ曲げて、それにつられて自分の気分が害されるからだ。

この例には色々な視点がある。美容院側の教育的措置という視点。ベテランスタイリストの自己顕示欲・老婆心という視点。お客の視点。新人の視点。お客とお店という俯瞰的な視点。

これら複数の視点は、その状況に応じて、優先順位を変えなければならない。

少なくとも、営業時間においては、お客の視点や、お客とお店という俯瞰的な視点に立たなければらない。教育的視点やベテランさんの老婆心は営業時間が終わってから発揮してくれと言いたい。

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