Shinji Kimura
2 min readJun 14, 2015

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データマネジメントでメディアを運営する

普通とは違うやり方をしないと今まであったものを凌駕する事は無いというのは自明かと思います。

グノシーの大株主として私が一緒に目指していた、しているものは

メディアをデータで運営する事です。既存のメディアはデータとは程遠い所にありました。もちろん視聴率データはありました。

しかし、一人一人のデータではないし、コンテンツ単位まではなっていなかった。特に紙媒体はそれが測れない。

今後ネットのコンテンツは、ユーザー単位でコンテンツがプッシュ型で提示され、ユーザー毎にコンテンツが管理されます。

更にいうと、ユーザーのリテンションレートもコンテンツによってコントロールされるようになります。

ユーザーのリテンションレートはコントロール出来ないと、これまでのウェブサイト運営では考えられてました。

しかし、今後はデータマネジメントや接触ポイントを工夫する事が可能です。これまで考えたことがないようなユーザー接触時間合計をもつメディアが必ず生まれてきます。

Facebookやグノシーのようなサイトは、ユーザーがずっと積み上がっていくようにデータマネジメントされています。ユーザーが急速に増えたり減ったりするゲームサイトとは違います。今後ユーザーが減る事はないでしょう。

ですので、そのデータマネジメントシステムがあれば、ユーザーが積み上がり続けます。日本のDAU1000万人も出来るでしょうし、海外でも同じよう事はデータ管理さえ出来れば難しくありません。

私が知る限りそのようなメディア運営をしている会社は、世界でも数社しかありません。ヤフーもそのような仕組みでは動いてません。

この様なメディアマネジメントの仕組みはこれまでのネットメディアを含めて、旧メディアマネジメントとデータドリブンのメディアマネジメントの戦いとして、水面下で始まっています。

人工知能対人間、どちらがメディアを上手くマネジメント出来るのか。

僕は人工知能がこの戦いは制すと思いグノシーの株式を保有します。

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