Shinji Kimura
2 min readJun 23, 2016

小さな市場で利益の出るビジネスモデルを作るものいいのですが、大きな市場で競合が多いところで利益の出るバランスを作るというやり方もあります。

同じ事業をやっても、利益が出て持続的なバランスが出来る会社とそうじゃない会社があって、そういうのを見ると事業というのは、チームの育て方ややり方なんだなと思う事が多々あります。

引くところ押すところの微妙なバランスなので、簡単には真似できません。

上手くいかないのは、おおよそ自分や会社にとって楽な手を打つ会社ばかりです。

やっぱり、少しずつ難しい事を出来ないと利益は出ません。すぐ安売りする会社が利益が出るわけありません。安売りしないでも売れるチームと質が大事なんですが、これは会社によって全く行動が違います。

また、継続的に利益の出るバランスが出来るサイズ感と時間軸が事業家それぞれで違います。ある人は、非常に長いスケールで、大きな規模のバランスを作りにいくし、ある人は小さい規模でバランスをとる人もいます。

投資家も同じで、事業家が思っている時間軸と規模と、違う感覚を持ってる事も多いと思います。もちろん、その達成の具合はそれぞれで違うのですから、目線が合うことは中々無かったりします。

相思相愛に、事業家と投資家がなるのは、その目線と信頼が重なった時ではないでしょうか。

僕が重視するのは、最低限やはり、ニーズとお金が動いているところです。そこに新しい価値観や手法が持ち込まれると、エコノミクスが変わり優位性が生まれます。殆どの起業家がやってる領域が、成長しないで苦しむのは、動かないところでもがいてるかはだったりします。大きなインパクトと社会性があるのは、今も動いている市場や顧客に焦点を当てることですね。そして、新たな価値でバランスを作ると、トヨタがいても、テスラが出てくるわけだなぁと思います。