Web3.0 Decentralized Apps(dApps)のカオスマップ

中原そら
3 min readMar 11, 2018

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「dApps」はDecentralized Applicationsの略、つまり分散型アプリケーションのことを指します。

分散型アプリケーションとは簡単に言えばブロックチェーン上で展開されるサービスで、一企業によって運営されるFacebookのような従来型のサービスと異なり、暗号通貨(トークン)をインセンティブとしたコミュニティによって運営される、オープンソースのサービスを指します。

ビットコインも分散型の通貨であるdAppsの1つと考えることもできます。

dAppsが主流の世界をWeb3.0と表現することもあります。分散型、Web3.0については以下の2つの記事がおもしろくて、正直今回の投稿はその記事を読んで思った感想のようなものなので、ぜひ読んでみるといいかと思います!

そしてどんなdAppsがあるのかと思い、ホワイトペーパーや日本語の解説記事などを参照しながらつくったdAppsのカオスマップがこちらです。(ビットコインのように主な用途が通貨であるものは載せていません。)

で、やっぱりイーサリアムブロックチェーン上のdAppsが多いんですが、中国版イーサリアムと言われるNeoにも多く、また独自のブロックチェーンも多数生まれています。

トークンによる価値の移動、という意味でシェアリングエコノミーと親和性が高そうですね。

個人的には、分散型のアプリケーションがより実生活に普及するためには「オラクル」と呼ばれる、ブロックチェーン外の情報をブロックチェーン上に載せる仕組みが重要になると思います。今のところDPoSなどの投票によるシステムが応用されているようです。

そして今後はそれぞれのトークンを持つdAppsがどんどん生まれていき、それと並行してトークンどうしの流動性が増していきます。

このまま分散型、非中央集権のサービスが広まっていけば(コミュニティが持つ開発力が大きく関わる)、トークンを基盤とした評価経済や民主主義がもっと意識されるようになるんじゃないかと思います。

実際に今予想されるようなWeb3.0が来るのか確証はありませんが、投機ブームの次にどんな動きがあるのか、次の世界に目を向けてる人たちが何をするのか楽しみですね。

間違ってるとことか反対意見とかあったら教えてほしいです!あとカオスマップにスキャムあったらごめんなさい。

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