【Speee17卒内定者インタビュー】~4月に入社を控えた17卒は、内定者期間をどう過ごしたのか?~ 前編

Speee17卒内定者の渡部です。入社後早期に面白い仕事をする機会を掴むには、良いスタートダッシュを切ることが非常に重要です。そして、良いスタートダッシュを切る上では、内定から入社までの期間の過ごし方が非常に大事です。

今回は、内定者期間を有意義に過ごすヒントをお伝えするために、17卒内定者の増田隆洋さんにインタビューを行いました。前編と後編の2回に分けて、増田さんの内定者期間の経験や学びをお伝えしていきます。

2年生から就活を始め、キャリア支援に身を捧げた九大生

≪ profile ≫
・氏名:増田 隆洋(ますだ たかひろ)
・出身大学:九州大学
・就活時の業界:コンサル、ITベンチャー
・学生時代の取り組み:就活生へのキャリア支援活動

兵庫県出身。
2年生の秋に就活を開始し、コンサル業界を中心に、サマーインターンに多数参加。外資系コンサルティングファームに内定をもらう。その後、IT業界にも視野を広げ、Speeeインターンシップ『BizCam』に参加し、3年生の12月にSpeeeに内定承諾。

「九州の就活をアツくする!」をテーマに、キャリア支援活動に注力。エンカレッジ九州支部メンター、株式会社あつまる新卒人材紹介事業部インターンを経て、現在はGoodfind九州支部長を務める。その傍らで、友人とキャリア支援団体SUKIMAを立ち上げ、福岡市から事業採択(資金提供)を受けながら活動している。

早期に内定承諾し、内定者期間に大切にしていた2つのこと

ー内定承諾後、入社までどのように過ごそうと思っていましたか?

3年生の12月に就活を終えた後、学生時代をやり切って後悔なく社会人になりたい思いと、社会人として早く一人前になりたい思いが強かったので、
①学生時代にやり切りたかったことをやり切る
②入社後の初速を高めるために実力を磨く
の2つを大切にして、内定者期間を過ごそうと思っていました。

ー前編となる今回の記事では、①学生時代にやり切りたかったこと、についての話を、お伝えしていきます。


「九州の就活を熱くする!」キャリア支援に捧げた内定者期間

ー学生時代にやり切りたかったこと、とは何ですか?

九州の学生のためのキャリア支援活動です。3年生の4月から現在に至るまで、様々な形でキャリア支援を行ってきているのですが、社会人になる前にこの活動をやり切りたいと考えていました。

ーキャリア支援活動を始められたきっかけは、何ですか?

きっかけは、九州大学出身の社会人のYさんとの出会いでした。就活を通じて九州の学生の動き出しの遅さに課題意識を持っていた中、企業の面談でYさんとお会いし、学生時代に「九州の就活を変えたい」という思いで活動されていたお話を聞きました。そして、その熱い思いに心を動かされ、「九州の就活をアツくする!」というテーマでキャリア支援活動を始めることにしました。

ーどのような活動をされてきたのですか?

この1年を通して、様々なことをしてきました。エンカレッジ九州支部のメンター、株式会社あつまるの新卒人材紹介事業部インターン、Goodfind九州支部インターン、SUKIMAというキャリア支援団体の立ち上げ、と様々な立場からキャリア支援に取り組みました。

最初はエンカレッジ九州支部のメンターとして、手探りながらも学生と面談を重ねるところからはじめました。多くの面談を実施していく中で徐々に知見も溜まっていき、「こういった価値提供もできるのでは?」「もっとこうなるといいな」と思うことが増えていきました。

そして、最終的には「地方における情報格差を是正する」というミッションのもと、Goodfind九州支部で支部長を任せてもらっています。それと並行して、4年生の8月からは、自身でもSUKIMAというキャリア支援団体を立ち上げて、キャリア支援事業を行っています。

Goodfind九州支部長としてマネジメントを経験

ーどのような経緯でGoodfind九州支部長になられたのですか?

Goodfindには、2年生で就活を始めた頃からセミナーや面談を通じて、いろんな方にお世話になっていました。なので、僕が志を持ってキャリア支援活動を行っていきたいことをGoodfind社員の方も知ってくれていて、僕の思いを汲んでもらい、支部長を任せてもらうことになりました。

ー支部長として、どのようなことをされているのですか?

メンバーのディレクションを行いながら、イベントやセミナーの企画、集客、運営を行ったり、学生面談やSNSの管理などを行っています。支部長として社員と対等に扱っていただき、社員と同じ裁量のディレクションを任せていただきました。

メンバーはそれぞれ、インターンをやる動機や活動の優先度が異なるので、彼らを上手くマネジメントするのに四苦八苦しました。最初の頃は、期日通りに仕事があがってこなくて、任せた仕事を自分自身で片付けることがよくありました。就活イベントに20人集客する目標を立てたのに、5人しか集められなかった、ということもありましたね。失敗の度に、マネージャーとして自分はまだまだだ、と苦しい思いをしていました。

失敗や苦労を重ねる中で、メンバーの他の活動まで考慮した仕事の振り方や、伝達ミスが少ないコミュニケーションの方法が分かってきて、ディレクションの精度があがり、徐々に目標を達成できるようになっていきました。支部長の経験を通じて、チームで成果を出す上では、それぞれのモチベーションの源泉を知り、互いのことを理解した上でコミュニケーションをすることが重要なのだな、と強く感じました。

SUKIMAを立ち上げ、自らキャリア支援事業を手がける

ーなぜSUKIMAというキャリア支援団体を立ち上げられたのですか?

きっかけは、福岡市のビジコンで優勝した友人に誘われたことで、彼と2人でSUKIMAを立ち上げました。SUKIMAでは、居酒屋などで、企業と学生が話す場を設け、説明会や面接よりも腹を割って話すことで、相互理解を深めるというプラットフォーム事業を行っています。

SUKIMAで事業を始めた背景には、就活中に感じた問題意識が強くあります。面接では企業も学生も、互いに取り繕っているような印象を受けていて、そんなことをせずに、腹を割って話して相互理解を深めるほうが良い、と常々思っていました。そして、そのような場を実現するために、プラットフォーム事業を始めました。

ーSUKIMAではどのような仕事をされてきたのですか?

立ち上げ初期には、企業への営業を担当しました。営業経験は全くなかったため、資料を作って営業に行き、改善点を指摘されて持ち帰り、修正してまた訪問するということを、何度も繰り返しました。「面白いね!」と好感触をいただけても成約に至らない、ということが続いたときは、心が折れそうでした。しかし、半月ほど経って初めての受注をいただくことができ、そのときは本当に嬉しかったですね。営業の経験を通じて、正解がわからない中では、PDCAのD(実行)とA(改善)を重視して、サイクルを早く多く回すことが必要だと感じましたね。

また、SUKIMAのクライアントの中には「参加する学生の質が高い上に、本音を聞くことができる」と満足してくれる企業も多く、実際にリピーターもいます。そのため、僕を社会人の会合に誘ってくれ、そこで新規のお客様ができる、ということもあり、当たり前のことではありますが、1人1人のお客様にしっかりと向き合うことが大事なのだと実感しました。学生も「是非知り合いを増田さんに会わせたいです」と紹介してくれたり、「説明会よりも深い話を聞けました」と感謝してくれて、キャリア支援を続けてよかったと感じています。

ーこれまでのキャリア支援活動を振り返って、どう感じますか?

キャリア支援という軸にこだわって活動を続けたことで、PDCAを回す機会が多く生まれ、自分の成長と深く向き合うことができたと思います。内定者期間にいろんな経験を積むという選択もあったと思いますが、一つの対象に深くのめり込むことで、何度も壁にぶつかっては超えることになったため、より社会人に近い経験を積むことができたのではないかと思います。

また、「九州の就活をアツくする!」というテーマで活動してきて、就活に前向きな学生に対しては有意義な機会を提供することが、少なからずできたのかなと思います。しかし、まだ動き出していない学生に対しては、まだまだ良い影響を与えられなかったな、と悔しい思いもあります。自分にできることはまだまだ小さいと痛感するとともに、社会人になってまずはいち早く成長し、自分の影響範囲を広げたいと強く思いました。


ー後編となる次回では、増田さんのもう一つの軸である、②実力を磨くためにやられていたこと、についての話をお伝えしたいと思います。