【Speee17卒内定者インタビュー】~4月に入社を控えた17卒は、内定者期間をどう過ごしたのか?~ 後編

Speee17卒内定者の渡部です。内定者期間を有意義に過ごすヒントをお伝えするために、17卒内定者の増田隆洋さんにインタビューを行いました。

(参考)【17卒内定者インタビュー】~4月に入社を控えた17卒は、内定者期間をどう過ごしたのか?~ 前編

前編では、内定後にやると決めた2つの取り組みのうち、①学生時代にやり切りたかったことをやり切る、についての話をお伝えしました。後編となる今回では、もう一つの取り組みの、②入社後の初速を高めるために実力を磨く、に関するお話をお伝えしたいと思います。主にスタートアップでの COO(Chief Operating Officer: 最高執行責任者)の経験と、Speeeでの内定者アルバイトの経験についてお話を伺いました。


仕事への没入と数多の意思決定が、大きな成長へ

ーまずは、スタートアップでCOOを務められた経験についてお聞きしたいと思います。COOとして具体的にどんなお仕事をされていましたか?

kakutokuというサービスの立ち上げ期に、CEOとCTO(Chief Technical Officer: 最高技術責任者)が行う仕事以外の、あらゆる仕事を担いました。kakutokuは、営業案件と営業マンをクラウド上でマッチングさせるというサービスです。立ち上げ期の当時、「質の高い営業マン」をユーザーとして獲得することが、非常に重要な課題だったのですが、この仕事が僕に全権委任されていました。

営業経験が無い中で、事業の成長を左右する仕事を行う必要があり、がむしゃらに働きましたね。「質の高い営業マンとは?」を徹底的に調べ、何人もの営業の方と面談を重ね、手探りで感覚を掴んでいきました。Speeeで並行して内定者バイトをしていた1ヶ月半の間は、バイト後の18時半以降にCOOの業務を行い、土日に面談を集中させて、一日中面談行うなど、全力投球の日々でした。

ースタートアップの立ち上げ期にCOOを務めてみて、どうでしたか?

スタートアップの立ち上げ期に、社内管理、業務フロー作成、営業マン採用など、大量の業務に携わったことで、仕事に没入する経験が得られました。内定者バイトと並行したときは、毎日必死でしたし、寝る前に仕事のことを考えていて、気づいたら朝だったということもありました。この没入経験により、集中のスイッチの入れ方がわかるようになり、この時間はこの仕事をする、と決めたことを、確実に実行できるようになりました

また、COOという役職で、営業マンの採用という事業の根幹に関わる仕事を全権委任され、多くの意思決定を行いました。意思決定するものにも大小ありますが、各々の重要度、緊急度、影響度が徐々にわかるようになり、それぞれの業務が全社的にどういう役割を持つのかを経営者視点で考えるようになりました。COOを務めたことで、仕事の捉え方が変わったことは大きな経験だったと思います。

改めて振り返ると、成長機会を得るには、裁量の大きいポストに着くのが手っ取り早い、と思います。スタートアップやベンチャーは、裁量を得るチャンスが豊富なため、この点では有利だと思います。 一方で、裁量が大きいポストにつくのは、リスクもあると思います。それは、周囲から適切なフィードバックを得にくい、という点です。業務の質の基準を決めるのも自分なので、忙殺されてしまうと、基準をあげるのは容易ではありません。成長するには、裁量がありつつも適切なフィードバック機会を得られる環境が最適だと思いました。


メンターで挫折を経験し、振り返りから大きな学びを得る

ー続いて、内定者アルバイトの経験についてお話を伺いたいと思います。Speeeの内定者アルバイトでは、どのようなことをされましたか?

内定承諾後、新規事業立案のチームで事業調査を行いました。現場での仕事のレベル感を掴みたかったので、内定者アルバイトを始めたのですが、この仕事を通じて、事業に取り組む意識が大きく変わりました。新規事業立案チームでの事業調査では、1つ1つの企業に対して調査すべき内容が濃く、ファクトに基づいた自分の考察が高い精度で求められます。なおかつ、成果物を期日までに必ず仕上げなければならず、時間の使い方や上司とのコミュニケーションの仕方をとにかく考えさせられました。要求されるレベルの高さに圧倒されつつも、事業調査の奥深さに知的好奇心が刺激され続けました。

また、新卒採用インターンでメンターを務めました。Speeeは『BUSINESS GAMIFICATION』というインターンを開催し、学生がチームビルディングをしながら難易度の高いMissionに取り組むプログラムを行っています。チームのメンターとして、アドバイスする役を努めたのですが、この仕事では大きな挫折経験を味わうことになりました。

ーメンターとして、どのような挫折を経験されたのでしょうか?

メンターとしての責任を果たせず、自分のチームを優勝させることができませんでした。キャリア支援活動の中でメンバーを率いた経験があった上に、先輩人事の話や書籍などからメンターに関して事前にインプットしていたので、かなり自信はありました。しかし、実際の場面では、発言しやすい雰囲気作りや、団結を強める工夫に悪戦苦闘してしまい、学生への申し訳なさと悔しさが残る結果となってしまいました。

ーなぜ、うまくいかなかったのでしょうか?

インプットすることと、実際にできるということの間には、大きな隔たりがある、ということに気づいてなかったからだと思います。メンターやマネージャーを務める上では、まず信頼構築から始めなければなりません。キャリア支援活動では、時間をかけて学生やメンバーと距離を縮められるのですが、インターンは時間が限られており、会ったその場で信頼関係を作らなければなりません。本番での時間は本当に短く、深い信頼関係を築くことに難航しました。こんなにも難しいのかと驚きましたね。

ーメンターを終えた後、どのように振り返りを行いましたか?

メンターを務めた他の内定者と飲みに行き、反省会を行いました。それぞれが苦労した点や、工夫した点を共有しあうことで、たくさんの気づきがありました。失敗を悔いるよりも、次回はもっとうまくできるという感覚をつかみ、早く試したいと思うようになりました。飲みの場でも真剣な話ができる同期がいて、学びを互いに共有できる環境は、非常にありがたいと感じました。

また、インターンを運営していた先輩人事から、各場面で取った行動や発言に対して、アドバイスをいただきました。マネージャーはどこまで行っても自責しつづけなければならない、等の姿勢を学びました。チームがうまく機能しないことをチームメンバーに他責することもできますが、それをすると自分の成長が止まるということに、はっとさせられましたね。さまざまな観点からフィードバックをもらうことも、成長する上で重要だな、と改めて感じました。


ー最後に、内定者期間の過ごし方についてアドバイスがあれば、一言おねがいします。

学生の間にやりたいことがある人は、真剣に向き合って取り組んで欲しいと思います。一方で、何をすべきかわからない人は、内定先の人事の方などに相談してみることをおすすめします。入社までに何を身につけておくべきかを明確にすることで、1つの指針を持って内定者期間を過ごせるようになります。

このシートは、僕が内定後に社員の方と一緒に完成させた目標管理シートです(内定者課題図書と卒論の例)。目標を明確にして、1ヶ月ごとに振り返ったり、その都度目標を刷新したりして、自分が向かうべき場所を明確にしていました。色々なことに手を出すのも悪くないと思いますが、目標を定めてじっくり腰を据えて取り組んだほうが、社会人になる上で活きる学びが多いと思います。

(増田さんが内定後に作られた、目標管理のシート)


ー増田さんありがとうございました!


まとめ

17卒内定者の増田隆洋さんへのインタビューを、前編と後編に分けてお送りし、
①やり切りたかったことをやり切る
②入社後の初速を高めるために実力を磨く
という2つを軸とする過ごし方について、お話しました。その気づきの中には、皆さんも参考にできる成長のヒントもあったのではないでしょうか?

特に、内定者期間をどう過ごそうか迷っている方は、
・先輩社員や周囲の人と話し、明確な目標を立てる
・目標達成の過程で、PDCAを高速で回し、自分なりの学びを得る
・同じ経験をした人や、信頼できる先輩と一緒に、振り返りを行う
などが参考になるのではないでしょうか?

ベンチャーやスタートアップに就職される方は、スタートダッシュが重要だと思うので、是非今回の記事も参考にしていただければと思います。皆さんの内定者期間が少しでも実りあるものになりますように。

(参考)【17卒内定者インタビュー】~4月に入社を控えた17卒は、内定者期間をどう過ごしたのか?~ 前編