Memcomputer は「ノイマン型」からの転換になるか

「日経サイエンス」2015年6月号に掲載される記事らしい。今週末に発売になるのかな?

パソコンからスーパーコンピューターまで,現在のコンピューターはどれも,計算を実行する部分とプログラムやデータを保持する記憶部分が別になっており,両者間で情報を出し入れするのに多大なエネルギーと時間をかけている。これに対し,人間の脳細胞と同様に,演算と記憶を物理的に同じ素子で実行しようというのが「メムコンピューター」の考え方だ。現在,記憶と演算の両方をこなす素子がいくつかできている。メモリスタやメムキャパシタ,メムインダクタと呼ばれる素子で,それぞれ従来の抵抗器とコンデンサー,コイルに対応する。これらを使うと演算速度と効率が飛躍的に向上するほか,計算手法そのものが革新する可能性がある。

非ノイマン型コンピュータは過去に様々なものが考えられているが、遺伝的アルゴリズムに使うような一部の用途を除けば、今のところ(商業的には)成功しているとは言えない。

もし、この Memcomputer が普及していけば、現在の主流であるノイマン型コンピュータからの転換になるだろう。それは単にコンピュータが置き換わるだけじゃなく、ネットワークそのものが(現在のインターネットから)転換していくことを意味するように思える。

未来がどうなるのか楽しみなことである。

NIKKEI には昨年酷い目に遭わされたので、「日経サイエンス」も買い控えているのだが、今回は買ってみようかな。