Fireabase Summit 2018 公式動画まとめ

masayuki satou
5 min readDec 2, 2018

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皆様、おはこんばんちわ。
10/26にチェコのプラハで開催されたFirebase Summit 2018上にて行われた採用事例やアップデートを紹介する各種セッションについて、Firebase公式がYouTubeにアップロードしている動画毎に日本語へ要約してみました。(解説は随時追加予定。解説は当日セッションの時系列順です。)

この記事を読めば、動画を全部追いかけなくても大丈夫!?
(一部、以前の記事を再録しています。)

Engage your users with targeted notifications

適切な通知手段を用いてユーザー復帰を時間をかけずにFirebaseで実現する方法についてDemoを交えて紹介するセッションです。

次の3方法について、どの様な場面で使用するか紹介しています。なお、どれもアプリが完成していれば、少ないコードとコンソール操作で実現可能です。
・Firebase Cloud Messaging で3日間ログインしていないユーザーのみを対象にメッセージを送信する。
・Firebase In-App Messaging + Google Analytics for Firebase で、ゲームを遊びすぎているユーザーに対して警告メッセージを出す。
・Firebase Cloud Messaging + Cloud Functions for Firebase で、ゲームのランキング機能において、スコアが塗り替えられたユーザーに再度ゲームへ参加する様に促す。

Why web developers (should) love Firebase

今回の一つの目玉であるManagement APIについて、それを組み込んだIDEを活用しながら、Firebaseが如何に手早くWebアプリをリリースできるかライブコーディングを交えて紹介するセッションです。

一部のキーワードを抜粋します。ご参考にしてください。
・Cloud Firestore
Glitch
StackBlitz

How can Firebase improve the user experience of your app?

FriendlyPixと呼ばれる写真共有アプリのリリースという実例をベースに、発生した様々なトラブルをFirebaseのプロダクトでどのように解決を手助けし、改善を行ったかを紹介するセッションです。途中で、Test Labの新機能であるiOSによるテストなどがさらっと登場します。

FriendlyPix
・Firebase Test Lab
・Firebase Crashlytics
・Firebase Performance Monitoring

Five tips to secure your app

従来アプリでセキュリティを担保するためには、実に様々な技術への理解やコストがかかっていました。Firebaseを利用する点において、セキュリティについての学習量やコストは下がりますが、最低限意識しておかないといけない多数の事についての説明を行うセッションです。限られた時間の中で話をする必要があったせいか、内容はかなりの超特急です。また。表題にはFiveとありますが、10程のTipsが挙げられています。

・#0 Don’t trust your client(アプリのクライアント側処理を信頼してはならない)
・#1 Okay, you can trust auth(でも、認証情報は信頼してもよい)
・#2-5 Use Security Rules(セキュリティルールを使いましょう)
・#2 Authorize your users(ルールでユーザーを認証しよう)
・#3 Validate yout schema(ルールでデータのスキーマを検証しよう)
・#4 Implement business logic checks(ルールでビジネスロジックの実装をチェックしよう)
・#5 But watch out for gotchas!(ルールには見落としがちな部分もあるので注意)
・#6 Custom Auth Claims are Useful(場合によってはCustom Auth Claimsが便利です)
・#7 Test Your Rules(シミュレーターでセキュリティルールをテストしよう)
・#8 Consider Cloud Functions(Cloud Functionsを使うことも検証しよう)
・#9 Listen to the warnings(Firebaseからの 警告はよく見ましょう)
・#10 Keep your employees on a short leash(開発プロジェクトへの参加者にはアクセス権限を設けて、操作の制限を行いましょう)

詳しい説明はFirebase Japan User Group(FJUG)のボス、 コキチーズ氏のスライドがお勧め!!

ML Kit: Machine learning for mobile developers

Supercharge your app with Firebase and BigQuery

Smarter Segmentation with Audiences and Predictions

How to go serverless in a post-GDPR world

Go serverless: manage payments in your apps

Integrating back-end systems with Firebase for better app management

さて、いかがだったでしょうか?
参考になりましたでしょうか?
Firebaseによる開発がまた楽しくなってきましたか?
来年の開催がまた待ち遠しいですね。
それではまたどこかで!!

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